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滋賀と東京、離れ離れに

奈良期の仏像、奇跡の再会

2021年6月9日(水)(共同通信)

 東京都在住の個人が所有している銅造勢至菩薩立像(左)と真光寺所蔵の銅像観音菩薩立像(大津市歴史博物館提供)

 東京都在住の個人が所有している銅造勢至菩薩立像(左)と真光寺所蔵の銅像観音菩薩立像(大津市歴史博物館提供)

 大津市歴史博物館は9日、真光寺(同市下阪本)が所蔵する銅造観音菩薩立像(奈良時代、国重要文化財)と、対になる銅造勢至菩薩立像を東京都在住の個人が所有していたと発表した。両仏像は阿弥陀如来の左右に控える両脇侍として造られたとみられるという。

 

 作風や表現、構造などから奈良時代の初めごろに同じ工房で造られたと想定されている。2体がいつ離れ離れになったのかは不明。同博物館では11~27日、両像を並べて展示する。「長い年月を経て奇跡的に遭遇した。貴重な発見だ」としている。

 

 宝冠の特徴、立ち姿などが非常に似ており、蛍光エックス線調査では銅や鉛などの成分比も似ていた。

 

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