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日本NIE学会愛媛大会実行委員長 

愛媛大教育学部教授・鴛原 進氏(47)

2016年11月24日(木)(愛媛新聞)

「子どもたちには、新聞を通して主権者としての資質を高めてほしい」と話す鴛原進・愛媛大会実行委員長

「子どもたちには、新聞を通して主権者としての資質を高めてほしい」と話す鴛原進・愛媛大会実行委員長

 愛媛大大学院では昨年度から、社会科教育専攻の学生が新聞を使った授業づくりに取り組んでいる。学習指導要領の小学校社会科の目標に「公民的資質の基礎を養う」とある。公民的資質は、主権者としての資質と読み替えられる。本年度の授業は主権者育成が目標の一つだ。

 次期学習指導要領で取り入れられる「アクティブ・ラーニング」(主体的・対話的で深い学び)は、言語によるコミュニケーションの充実という部分が強いと思う。社会科における主権者育成と、アクティブ・ラーニングが交差する部分に新聞がある。文字や言語を通したコミュニケーションで、主権者を育てるのに最も適した材料は新聞だ。

 アメリカ大統領選では国民が議論していた。グローバルな時代、日本人もそうならないといけない。手っ取り早いのは、新聞を用いて材料を見つけ、他者と話し合っていくことだ。

 大学院生の授業を受けた高校生らには、社会の中で問題を見いだし解決策を探る力や、自分の策に近い代表者を選ぶ「主権者としての資質」を、新聞を通して高めてほしい。

 教科書で学ぶことは実社会に含まれているのに、今は分断されているように感じる。例えば、国会の仕組みを学ぶことと、国会議員を選挙で決めること。違う次元に思えるがそうではない。新聞は現実社会の話題がリアルタイムで載っている一方、教科書の内容とも重なり、二つを結び付けられる。

 愛媛では初の大会。手作り感と温かみのある運営を心掛ける。当日参加も可能だ。主権者教育の方法が分からないと思っている方、授業のやり方に困っている方に、多方面からの研究発表から、何らかのヒントを得てもらいたい。

 

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