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発信!松山南高取材班

大きく飛躍、書に込める 開会式に特別出演 書家・紫舟さんに聞く

2017年9月23日(土)(愛媛新聞)

大作「喰うカラス、喰われるカラス」の前で、作品に込めた思いや高校生へのメッセージを語る紫舟さん

大作「喰うカラス、喰われるカラス」の前で、作品に込めた思いや高校生へのメッセージを語る紫舟さん

松山南高取材班

松山南高取材班

大作「喰うカラス、喰われるカラス」の前で、作品に込めた思いや高校生へのメッセージを語る紫舟さん

大作「喰うカラス、喰われるカラス」の前で、作品に込めた思いや高校生へのメッセージを語る紫舟さん

松山南高取材班

松山南高取材班

 

 「書道パフォーマンス甲子園」で審査員を務めるなど、愛媛にゆかりのある書家の紫舟さんが「えひめ国体」の文化プログラムとして松山市の県美術館で開かれている作品展(11月6日まで)の開展式出席のため来県。9月30日の国体総合開会式にも参加してパフォーマンスを披露する。作品展や国体への思いなどを聞いた。

 

 ―松山での作品展についての思いや狙いは。

 松山は文学の町であり、文化レベルが高い。歩いていると、他の町にはない独特の雰囲気を感じる。そんな松山にふさわしく、訪れたみなさんに満足してもらえるよう作品を仕上げた。特に思い入れのある作品は「不負(まけざらん)」。負の文字の横線を多く書くことによって、負けないという気持ちの強さを表した。

 

 ―国体選手を意識した作品は。

 選手が活躍する様子を、鳥が羽ばたいている姿に見立てた。見た選手を癒やせるような、そして大きく飛躍してもらえる作品に仕上げた。「君ハ花咲く」という作品は、才能を花にたとえた。今が冬に感じられて、花が咲いていなくても夏が来れば必ず満開の花を咲かせることができる。だから、あきらめずに、ずっと続けてほしい。

 

 ―開会式のパフォーマンスは、どのようなイメージで行うのか。

 4メートル四方の和紙を立て、表からも裏からも文字を書くつもりだ。愛媛の伝統工芸も取り入れる。見た人にも大きく羽ばたいてもらいたい。

 

 ―私たち高校生へのメッセージは。

 書がうまくいかないときは姿勢が崩れていることが多い。そんなときは、普段と同じ姿勢に整え、同じ環境で臨むといい。思春期は、できるだけ挫折や人前で恥をかく経験を積んでおくことが大事。失敗や嫌なことから逃げないことで、人としてより強くなれる。それは、大切なものを守る糧になる。そして将来、自分の人生を楽しめるようになる。

 

 【ししゅう】 書家・アーティスト。代表作はNHK大河ドラマ「龍馬伝」題字、伊勢神宮「祝御遷宮」奉納など。伝統的な「書」を書画やメディアアート、彫刻へと昇華させ独自の表現を追求。世界に日本文化と思想を発信している。

 

【目線】

【松山南高取材班】

 伝えたいことを文章に表す難しさと楽しさを感じた。本来は「平面」の文字を「立体」に表現する発想に驚いた。紫舟さんはとても気さくで話しやすかった。こういう人から新しい発想が生まれると思った。(好・柳)

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 タイトルカットは松山南高砥部分校デザイン科制作。高校生記者の活動はホームページ愛媛新聞ONLINEで随時更新。

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