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第26回愛媛農林水産賞 受賞者紹介

奨励賞 上川勝利氏(73)=大洲市

2017年11月2日(木)(愛媛新聞)

乾燥タケノコの生産に励み、第一人者として活躍する上川勝利さん

乾燥タケノコの生産に励み、第一人者として活躍する上川勝利さん

【放置竹林 メンマの里に】

 県産乾燥タケノコが、大手中華料理チェーンのメンマとして使用されるきっかけをつくった。約20年前から生産を始め、講習会で技術を伝える地域の第一人者。「厄介者の放置竹林がお金になるとは思わなかった」と地道な取り組みが実を結んだと喜ぶ。

 乾燥タケノコは2メートル程度に伸びたモウソウチクの先端部分を利用。多くはメンマの原料に使われるが、国内で流通するメンマの大部分は輸入品に頼っているのが現状だ。

 転機となったのは、全食材の国産切り替え方針を決めた「餃子の王将」を展開する王将フードサービス(京都市)からの要望。上川さんが関係者と面会し、県産への転換を後押しした。

 県全体の生産量は初年の2015年度が約2トンで、16年度は約11トン。最終目標の18トンに向け「生産技術は難しくない。まだ取り組んでいない竹林所有者に技術を教え、必要量を確保していく」と生産量の拡大を図る。

 山村地域の新たな収入源や放置竹林対策として期待されるだけに「要請されている商品基準をクリアし、信頼を損なわないようにしなければ」と気を引き締める。今後は「学校給食やお菓子などに活用してもらい、ゆくゆくは1億円産業を目指したい」と夢を語った。

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