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松山

透析と腎移植の現状紹介 移植者の会が講演会

2018年6月12日(火)(愛媛新聞)

腎移植の方法などを解説する愛媛大医学部附属病院泌尿器科の宮内勇貴さん=10日、松山市山越町

腎移植の方法などを解説する愛媛大医学部附属病院泌尿器科の宮内勇貴さん=10日、松山市山越町

 県内などの臓器移植経験者ら約40人でつくる「えひめ移植者の会」の講演会と総会が10日、松山市であり、愛媛大医学部附属病院(東温市)泌尿器科医師の宮内勇貴さん(46)が透析と腎移植の現状などを紹介した。

 

 宮内さんは2016年末の国内の慢性透析患者は約33万人で、国民380人に1人の割合と説明。透析導入の最大の原因疾患が慢性腎炎から糖尿病に変わっているとし「腎臓そのものの病気ではなく、メタボリック症候群や生活習慣病などの全身の病気が腎臓を悪くしているというのが現状で、生活習慣病の改善の方がこれからの腎臓疾患の予防には大事だ」と強調した。

 

 慢性透析患者約33万人に対し腎臓移植を待っているのが17年2月時点で約1万2700人、16年の移植総数は約1600人と説明。県内の16年の腎移植総数は65例(全国7位)で、内訳は生体腎移植64例、脳死移植1例と解説し、亡くなった人から提供してもらう献腎移植が「非常に少ない」と問題視した。県の人口や透析患者数に占める腎移植数はともに全国一で「愛媛県では腎移植が当たり前の治療として受け入れられている」と述べた。

 

 参加者からは、手術支援ロボット「ダ・ヴィンチ」を使った腎臓の部分切除が標準的な医療として16年から保険適用となったことで病気腎(修復腎)移植がどうなるかについての質問もあった。宮内さんは「修復腎移植に使えるくらいの腎がんは、ほぼ部分切除でいける。それくらいダ・ヴィンチは手術を激変させている」と話した。

 

 講演会と総会には会員ら約30人が出席。総会では会の設立30年目を迎える19年度に向け、講演記録や会員らの移植体験などをまとめた本の出版事業を進めることなどを決めた。

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