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肱川沿い 広範囲に浸水

愛媛県内豪雨18人死亡 土砂崩れ・氾濫、12人不明

2018年7月8日(日)(愛媛新聞)

土石流で倒壊した家屋で救助活動を行う松山市消防局員ら=7日午前10時半ごろ、同市上怒和

土石流で倒壊した家屋で救助活動を行う松山市消防局員ら=7日午前10時半ごろ、同市上怒和

 

土石流で倒壊した家屋で救助活動を行う松山市消防局員ら=7日午前10時半ごろ、同市上怒和

土石流で倒壊した家屋で救助活動を行う松山市消防局員ら=7日午前10時半ごろ、同市上怒和

 

 活発化した梅雨前線の影響による大雨は7日も続き、愛媛県内は記録的な降水量となった。各地で多発した土砂崩れや河川氾濫などに巻き込まれ、午後9時現在で5市で18人が死亡、12人が安否不明となっている。一級河川・肱川は午前8時54分に氾濫、周辺の大洲市内の広い範囲で住宅が浸水した。県は宇和島、大洲、西予、今治、松野、鬼北の6市町に災害救助法の適用を決めた。被災者救出や避難所運営の費用を国と県で負担する。

 西予市野村地域では、肱川上流の宇和川が氾濫し、県のまとめでは同市で男性3人(82歳、74歳、59歳)と女性2人(81歳、74歳)が自宅倉庫や田んぼ、川に流された車内などから発見され、死亡が確認された。西予市災害対策本部によると、旧野村町中心部では一時、十数人が住宅の屋根に上がり救助を待った。

 7日朝、猛烈な雨で2度の「記録的短時間大雨情報」が出された宇和島市では、旧吉田町で被害が相次いだ。県や市によると、同町立間の男性(72)と奥浦の男性(73)、白浦の50代女性が死亡した。この女性の家族2人と別の男性、南君で水没した家屋の3人、沖村の2人、立間浄水場で1人、鶴間新で男女計2人が安否不明になっている。

 大洲署によると、大洲市北裏では早朝、無職女性(95)方の裏の山肌が崩落し、救助後に死亡が確認された。県によると、森山地区で住宅に水が流れ込み男性(77)が死亡、菅田地区では川の様子を見に行った男性(76)が亡くなり、肱川町で車ごと水路に転落した女性(47)の死亡が確認された。

 松山市の怒和島では、未明に上怒和地区で土石流が発生し、家屋が倒壊。松山西署によると女性と子ども計3人が死亡した。

 今治市の島しょ部でも土砂災害が相次ぎ、県などによると、伯方町有津では住宅が土砂に埋まり女性(49)が死亡。吉海町泊では住宅が崩れ、女性(67)の死亡が確認された。

 肱川の氾濫は2011年9月以来。国土交通省山鳥坂ダム工事事務所によると、肱川上流の鹿野川ダムと野村ダムは7日朝、管理開始以降最大の流入量を記録。鹿野川は毎秒3800立方メートル(これまでの最大値の1・6倍)、野村は1941立方メートル(2・4倍)となり、放流量も過去最大となっていた。

 

【7市町、400人以上孤立】

 県災害対策本部がまとめた県内の大雨被害状況によると、7日午後6時現在、7市町で少なくとも400人以上が孤立状態にある。松野町の蕨生奥内地域では土砂崩落があり10世帯20人の安否を確認中。肱川の氾濫により、西予市や大洲市で住宅や商業施設に取り残された人も多い。

 人的被害(午後9時現在)は死亡が18人、安否不明が12人に上った。6日夜から7日朝にかけ、大洲市や西予市など5市町が避難指示を発令。対象は4万9173世帯、11万134人だった。避難勧告は16市町で発令され、対象は31万2051世帯、65万2598人に上った。

 高速道路、国道、県道、市町道の通行規制は313カ所に上った。各地で約4万1060戸が停電、約1万4460戸が復旧できていない。住宅被害は全壊1棟、半壊1棟、一部破損1棟。浸水は状況確認中の市町が多く、床上が16棟、床下が37棟にとどまっている。

 

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