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愛媛豪雨災害

2階浸水、屋根に4時間 西予・野村

2018年7月12日(木)(愛媛新聞)

濁流にのみ込まれる住宅の屋根に上がり、救助を待つ住民=7日午前、西予市野村町野村(読者提供)

濁流にのみ込まれる住宅の屋根に上がり、救助を待つ住民=7日午前、西予市野村町野村(読者提供)

 「水かさが上がるのが速く、あっという間だった」。愛媛県西予市を豪雨が襲った7日、同市野村町野村の会社員の男性(55)は、自宅が2階まで浸水し、妻と娘の3人で約4時間も屋根に取り残された。

 男性は、自宅裏を流れる肱川上流にある野村ダム放流を告げる放送や消防団による避難の呼び掛けを聞き、避難の準備を開始。午前6時半ごろ自家用車に乗り込んだが「車が水で浮き上がりそうになり、無理だと思った」と自宅2階に避難することにした。

 男性によると、川と反対側の玄関前道路から、川とは逆方向の流れで濁流が押し寄せた。川と道路の双方向の水流に挟まれる形になり、付近の古い民家は浮き上がり、より流れが速い川に向かって流された。

 その間も水かさは増し、5~10分ほどで2階にまで迫ってきた。男性はベランダから1階屋根部分に移り、家族で肩車しながら最上部の2階屋根まで上がった。

 午前10時すぎにようやく水が引き始め、路面が見えるまでになった同10時半ごろ屋根から下りられた。「車で逃げていたら流されたかもしれない」。自宅は最大で2階の窓(高さ約5メートル)まで水につかっていた。

 野村中学校に避難後、11日現在は親族宅に身を寄せている。男性は「自宅は泥がたまり、外壁や断熱材もやられている。今後どう住まいを確保していくか、まだ分からない」と話した。

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