松山東高
伝統のボート部を取材
2018年10月30日(火)(愛媛新聞ONLINE)
松山東高ボート部は今年で創部130年の伝統を誇り、敷村良子さんの小説「がんばっていきまっしょい」のモデルになったことでも知られます。同校の高校生記者3人が10月30日、放課後の校内で黙々とトレーニングに励む部員を取材しました。
ボート部には現在男子10人、女子12人の計22人が所属。5人の2年生が引っ張ります。筋力を付けること、リズムを体に刻むこと、息を合わせること。ボートの練習にはいろいろな要素が必要だそうで、平日はトレーニング器具のエルゴメーターを使って校内で練習するほか、週2回松山市の梅津寺海岸に出かけます。休日は今治市の玉川ダムまで出向いてボートをこいでいるそうです。
高校生記者は「強化するのはどの筋肉か」「ボート部で楽しかったことは」などと質問。主将らは「全身の筋肉を使うので、入部して一冬越すと体重が7~8キロアップした」「自炊しながら1週間過ごした夏合宿はいい思い出」など返答。今後の目標として「来年の県総体で1位になってインターハイに行きたい」と力強く答えていました。
写真担当の記者はエルゴメーターで鍛える部員をアップで狙い、歯を食いしばって取り組む表情をカメラに収めました。