野村高
女子バレーボール部 インドアとビーチを活動の柱に
2019年7月17日(水)(愛媛新聞ONLINE)
野村高校の女子バレーボール部は、インドアとビーチを活動の柱にしているのが特徴です。県総体後、3年生は2ペアを組んでビーチバレーに力を入れて大会に出場し、1年生3人も地道にインドアの練習を重ね、3年生と協力しながら11月の全日本高校選手権南予予選に備えています。同校の高校生記者が7月17日、チームの素顔やビーチバレーへの思いなどに迫りました。
取材は情報ビジネス部の男子2年生5人が担当。手順や内容について打ち合わせをした後、練習会場の体育館に向かいました。記事担当者は初めての取材。話しを聞いては、忙しくメモを取りました。
女子バレーボール部は近年では2013年から6年の間に、県総体で4度も4強入りして四国大会に出場しています。スローガンは「楽しくバレーを好きになる」。監督の大野伸二教諭(51)は「人を思いやることが大事な競技。そんなプレーヤーになれるよう指導している」と高校生記者のインタビューに答えていました。
練習も総勢7人と少数のなかで、連係プレーを重視。レシーブからトスなどつなぎのプレーを入れるなど、実戦を意識して日々トレーニングを続けています。
7月中旬に伊予市であったビーチバレーの高校女子日本一を決める「マドンナカップ」県予選には3年生の2ペアが出場。1ペアが準優勝して本大会にコマを進めました。同校から本大会出場は5年連続ということです。
「マドンナカップ」本大会に出場する主将の3年西尾遥花さんは「ビーチはアイコンタクトで意思疎通するためチームワークが必要。インドア、ビーチと幅広く経験でき楽しくやりがいがあった」と振り返り、11月のインドア大会に向けては「自分たちのときも部員が少なく大変な思いをした。何かと後輩のサポートをしていきたい」と答えていました。
カメラ担当者は初の体験。講師からカメラの扱いやポジショニングのアドバイスを受け、部員全員が収まる1コマを押さえました。