新聞づくり体験学習講座
垣生中(松山市)1年 環境新聞をつくろう
2019年9月30日(月)(愛媛新聞ONLINE)
松山市の垣生中学校で9月30日、「新聞づくり体験学習講座」を開き、1年生3クラス120人が新聞づくりのノウハウを学びました。5、6時間目に体育館で3クラス同時に2コマ(1コマ45分)実施しました。
1年生は1学期から夏休みにかけ、環境問題に関する調べ学習を行い、各自がA3サイズの「環境新聞づくり」に取り組みます。
生徒は、新聞の構成や自分がつくる新聞のイメージを頭に入れた後、記事の書き分けの実習です。記事に書く項目2つを、あらかじめ準備しており、早速ワークシートに「オゾン層の減少」と「オゾン層の保護」などと記入し、発表しました。
記事の書き方では、まず大事な5W1Hをリードに書き込むという基本を覚えました。さらに、自分の記事の書き分けに沿ってリードづくりに挑戦。5W1HのHow(どのように)について、具体的に調べた内容や方法を盛り込んで、仕上げました。
リードの次は、いよいよ記事をどのようにまとめるかです。自分が伝えたいと思ったことから書いていく逆三角形の文章スタイルや、事実だけの客観的文章と自分の思いが入る主観的文章との違いなども覚えました。
見出しの付け方も演習。世界の水事情がテーマのサンプル記事をもとに、見出しをつけてみました。キーワードを抜き出し、8~10文字の短い言葉で表現。講師の「伝えたいことを短い言葉に凝縮すること」「記事の内容をとることが大事」などの説明にうなづいていました。