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秋季四国高校野球

第1日 1回戦【小松 1-8 明徳義塾】小松無念コールド 明徳義塾5回に一気

2019年10月27日(日)(愛媛新聞)

【小松―明徳義塾】5回裏、マウンドに集まる小松の選手たち=JAアグリあなんスタジアム

【小松―明徳義塾】5回裏、マウンドに集まる小松の選手たち=JAアグリあなんスタジアム

 【評】小松は明徳義塾の試合巧者ぶりに屈した。先発した右腕武田は直球に力があり、序盤はゼロを並べたが四回に四球が絡み、先制を許した。1―1の五回は3四球にけん制悪送球、暴投などもあって5失点。2番手越智も押し出しで2失点と制球に苦しんだ。

 

 攻撃は単打は重ねたが、福島の犠牲フライで1点を挙げるのが精いっぱい。三回までに3度のバント失敗があって走者を得点圏に送れず、攻撃のリズムをつくれなかった。

 

 

 

◆中盤から地力の差◆

 

 【小松・宇佐美秀文監督の話】 バントミス三つに与四球8と自滅した。悪送球などのエラーも絡み、監督の責任を感じる。序盤は走者を出し、いいペースだった。中盤以降に地力の差が出た。明徳義塾は落ち着いている。

 

 

 

◆中盤の好打効いた◆

 

 【明徳義塾・馬淵史郎監督の話】 前半は固さがあったが中盤のいいところで4、5番打者が打ってくれたのが大きかった。小松はもっと振ってくると思ったが、(先発した)新地がコントロールよく投げてくれた。

 

 

 

◆甲子園でリベンジ◆

 

 【小松・武田投手】(先発し5回6失点)「明徳義塾はミスにつけ込んでくる。五回の失点はその空気にのみ込まれてしまった。自分の課題はコントロール。厳しい練習を課し、甲子園に出場して明徳にリベンジしたい」

 

 

 

【好左腕相手決定打出ず 小松】

 

 「ここぞというところで一本が打てなかった」。小松は明徳義塾を上回る7安打を放ちながら1得点にとどまり、悔しいコールド負け。無安打に終わった5番の北主将は唇をかんだ。

 

 四回、安打で出た走者を犠打で送り1死二塁。先制点のお膳立ては整ったが、ここから本塁が遠かった。県大会で勝負強さを発揮した北は、内外角低めをきっちり突かれて追い込まれると、最後は直球を捉えきれずレフトフライ。続く村上真も内角攻めに対応できず、凡退した。

 

 5点を追う六回も走者を2人置いたが、要所で相手投手の制球力に翻弄(ほんろう)され、タイムリーは打てず。明徳義塾が五回、四球に盗塁を絡め、3安打で一挙5得点したのとは対照的だった。

 

 「ヒット数は多かったが『内容のあるヒット』の数では、明徳義塾と差があった」と、この試合2安打した4番山本。宇佐美監督も好左腕相手に7安打した打撃は評価しつつ、決定打不足を敗因に上げた。

 

 看板の攻撃力をさらに磨き上げるため、課題は明白。山本は「普段のフリー打撃から実戦を意識し、バットを振り込みたい」。長い冬の練習へ、小松ナインが宿題を持ち帰った。

 

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