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熱走 58th 愛媛マラソン

注目ランナー紹介<4>大内宏樹さん(20)=日体大2年

2020年2月5日(水)(愛媛新聞)

初のフルマラソンで優勝を目指し練習を重ねる大内宏樹さん=1月28日、横浜市青葉区

初のフルマラソンで優勝を目指し練習を重ねる大内宏樹さん=1月28日、横浜市青葉区

【「箱根」の悔しさ 力に】

 

 箱根駅伝に出られなかった悔しさを胸に秘め、初めてのフルマラソンに挑む。「優勝しか見ていない」と闘志をひときわ燃やす。

 

 松山市立勝山中で長距離を始め、松山商高で2年連続主将として全国高校駅伝に出場。中学時代に愛媛マラソンのボランティアに参加し「選手もかっこよく応援も楽しかった。初マラソンは愛媛でと思っていた」。

 

 昨年11月の全日本大学駅伝で大学駅伝にデビューしたものの「選ばれたことに満足してしまった」と6区で区間12位に終わった。

 

 16人の登録メンバー入りし、出場が確実視された箱根駅伝は、大会2週間前に足をつり、一時練習から離れた。再発の恐れを抱いた部員から「不安要素」との声が上がり、出走メンバー10人から漏れた。「本当に悔しかった」。失意は愛媛マラソンにぶつける。

 

 優勝を目指すもう一つの理由は昨年4月に、くも膜下出血で倒れた父に活躍する姿を見せるためだ。誰より大きな声で応援し大学進学後も毎日欠かさず連絡してくれたが、今は後遺症でうまく話せないという。「当時は照れくささもあったけど本当に感謝している。トップでゴールして喜ばせたい」と願う。

 

 勝負の決め手に「平田の坂」を挙げる。「体もいい形に仕上がりそう。フルマラソンは未知の世界だけど楽しみたい」と強気に笑った。

 

=おわり

 

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