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新型コロナミニ知識

㉟ 鼻でも肺でも増える厄介さ

2020年3月26日(木)(共同通信)

 

 新型コロナウイルスは鼻や喉(上気道)に加えて気管や肺(下気道)でも増える。さらに、症状がないか軽くても排出ウイルス量が多い人がいるとみられ、それが対策を困難にしている。

 風邪のウイルスは、鼻や口から体に入り、上気道の粘膜で増殖して喉の痛みなどを引き起こす。ウイルスはせきやくしゃみで放出され、周囲に感染を広げる。

 新型コロナはそれに加え、下気道でも増えて肺炎を起こす。「肺で増えると通常は周囲にうつしにくいが、新型コロナは外にも出てくるのが厄介だ」と研究者。肺でのウイルス増殖は過剰な免疫反応「サイトカインストーム」につながり、体に大きなダメージを与えることがあるという。

 せきが激しければ警戒することもできるが、最近の中国の研究で、無症状なのに症状がある人と同じくらいウイルスを排出する人が確認された。知らずに感染を広げる可能性があるわけで、新型コロナ急拡大の一因と注目されている。

    ※新型コロナウイルス関連情報はこちら

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