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愛媛OV 阻まれた挑戦 4年目シーズン回顧

<上>24勝23敗 得点力向上 安定感に課題

2020年4月23日(木)(愛媛新聞)

 

 「中止にならなければPOに行けたかも、とは言えない」。打ち切りが決まった3月27日、主将の俊野達はそう言い切った。若手の中心として活躍した新加入の伊集は「不完全燃焼だった」と語る。多くの選手に共通する感想は一つ。「23敗の中に、勝てたはずの試合が多すぎた」

 20勝40敗に終わった昨季から大幅に選手を入れ替えた愛媛OV。昨年11月にはボールケルが加入。本来、高さのある外国人選手は内角にポジションを取ることが多いが、ボール運びやパスにたけたボールケルを外角中心でプレーさせる「特殊なバスケ」(俊野達)がはまり、チーム最多タイの8連勝も記録した。

 展開の速さに加え、外角からのシュートを増やして内角のスペースづくりを重視。特に3点シュートの成功率が良く、かつ空いた内角もバランス良く攻めることができたときは大量得点で勝てた。総得点数はB2全体で5位、タプスコットが得点王に輝くなど得点力の高さは証明できた。

 一方、安定感に欠けた。2日連続で同じ相手と戦う連戦が22節あり、うち13節が1勝1敗。グレスマンヘッドコーチが「ほとんどのチームが『勝てるかもしれないし、負けるかもしれない』というレベルの差」と評する通りの戦績ではある。ただミスや冷静さを失ったプレーが、取りこぼしにつながった試合が多かった。

 この点、選手らは「相手の分析や対策など準備不足の面があった」「良くも悪くも雰囲気が緩い。先勝すれば『また勝てるでしょ』と甘くなる」「チームでこうしよう、と決めたことを続けられない」と精神面の問題点を挙げる。ジャッジに対する不満がプレーに影響し、試合後に選手が「うちはセルフコントロールができない」と嘆いたのも、一度や二度ではなかった。

 西地区3位は過去4季で最高順位。開幕から10試合は黒星先行の3勝7敗だったことを考えれば、戦う中で成長を遂げたのは明白だ。だが今季はB2上位8チームがPO進出という条件で、愛媛OVは最終的に1ゲーム差の9番手。力をつけながら、「あと一歩」が最後まで埋まらなかったシーズンだった。

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