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愛媛OV 阻まれた挑戦 4年目シーズン回顧

<中>リーグ中止 理解の一方複雑な思い

2020年4月24日(金)(愛媛新聞)

無観客で試合が行われた愛媛OVのアウェー戦=3月14日、香川県観音寺市立総合体育館

無観客で試合が行われた愛媛OVのアウェー戦=3月14日、香川県観音寺市立総合体育館

 「選手やスタッフらの健康を考えれば、リーグ中止は正しい判断だった。一方で残念な気持ちはあるし、シーズンが終わった実感が湧かない」。愛媛オレンジバイキングス(OV)を率いて3年目。グレスマンヘッドコーチは今も割り切れない思いを抱いている。

 順位争いが激化する2月下旬、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、リーグはレギュラーシーズンの延期を発表した。その後はリーグ史上初の無観客試合、さらに中断と方針を転換させていったが、3月27日にプレーオフ(PO)を含めた全ての日程の中止を決定。この約1カ月間、チームは次の試合が行われるのかさえ分からないという、先の見えない中での活動を余儀なくされた。

 大方の選手が、リーグの決定に理解を示す。若手の伊集は「ファンやスポンサーなどの支えがあってこそ。一人一人の健康には代えられない」と語る。試合が続けば感染拡大地域への遠征は避けられず、移動を含めた対策には限界があるとみる選手も多かった。

 ただ、複雑な気持ちも抱いているようだ。無観客試合を戦い終えた主将の俊野達は「この状況でバスケをやってていいのか、という葛藤はある。でも試合を待ってくれる人がいるのも事実」と胸の内を明かした。

 同じく中心選手の笠原は「感染したときの補償などは示されなかった。家族もいて、安全面に不安があるならやりたくないという気持ちはあった」とシーズン終了後、当時の心境を振り返る。

 今季はPOが開催できず、10月開幕予定の来季、B2は2地区制の計16チームで争うことになる。これまでの3地区計18チームによるリーグよりも、地区によっては移動の負担やPO進出の難易度が変わる可能性も。どれほどの影響があるか、現段階では見通しにくい。

 それでも主将の俊野達は「どうなるか分からないつらさの中、最後まで気持ちを切らさずに取り組めたことは自信になった。そこは来季以降、プラスにできると思う」と前を向く。

 選手らはいつもよりも早めのオフ、自主トレ期間に入った。五里霧中の状況は変わらないが、各自がすでに来季に向けて歩み始めている。

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