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集大成見せたい/全員で意思一つに

新たな目標へ努力誓う 高校陸上・硬式野球、代替大会へ

2020年5月26日(火)(愛媛新聞)

開催が決まった県高校選手権大会に向け全体練習に取り組む今治北陸上部=25日、今治市宮下町2丁目

開催が決まった県高校選手権大会に向け全体練習に取り組む今治北陸上部=25日、今治市宮下町2丁目

 8月に愛媛県高校総体の代わりとなる県高校選手権の開催が決まった陸上と、高校野球愛媛大会の代替大会が検討されている硬式野球。両競技の部員らは新たな目標に向け一歩を踏み出した。

 今治北の陸上部では、顧問の山本隆祥教諭が約40人の部員を前に「少しでも前に進めることを感謝し、これからの約2カ月、必死になって努力していこう」と激励。部員は距離を取って準備運動した後、体力を取り戻すためのサーキットトレーニングなど軽めの練習メニューをこなした。

 他競技に先駆けて代替大会実施が決まった陸上。3年生は「気持ちの整理が付く『最後の大会』ができるのは、ありがたい」と口をそろえた。

 引退して受験態勢に入るか先週まで迷っていたという都倉雅さんは「大会開催が決まり、支えてくれた家族や顧問に感謝が伝わるようなパフォーマンスを見せようと気持ちの整理が付いた。上位に初めて入ってみせる」と意気込んだ。

 昨年のインターハイ経験者も気持ちを新たにした。青野美咲さんは「これまで応援してくれた人に集大成の走りを見せたい。悔いを残さないよう頑張る」と誓い、塩出理子さんは「せっかく自分たちのために開いてくれる大会。自己ベストを狙う」と力強く語った。

 野球の伝統校・松山商はこの日、8月実施を検討している代替大会への出場方針を決めた。今春、今治西から赴任した大野康哉監督が3年生15人と面談。「最後までやらせてほしい」「厳しく指導してほしい」と全員が出場を切望したという。

 国沢彪馬主将は「目標としてきた甲子園。中止が決まった日は落ち込んだ」と声を沈ませたが、必死に気持ちを切り替えた。代替大会は「中途半端な気持ちで臨むのではなく、全員で意思を一つにしてやっていきたい」。

 大野監督は「一人くらいは『区切りを付けたい』という選手もいるかと思っていた。決断に感激した」と3年生をたたえ「最後までやってよかったと、いつ振り返っても思える夏にしてやりたい」と指導者として寄り添うことを誓った。

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