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2020
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山瀬理恵子 アス飯コラム&レシピ紹介

⑩免疫力強化のパワフルタッグそば 豊富な亜鉛 細胞活性化

2020年5月27日(水)(愛媛新聞)

 

 アスリートに必要な栄養素を身近な食材でバランスよく取り入れる「アス飯」。提唱者の料理研究家、山瀬理恵子さんが毎月1回、愛媛の農林水産物の産地を訪ね、旬の献立を考案します。10回目は番外編で免疫力アップメニューをご紹介。

 

 海、山、里。四季折々、風土豊かな自然の恩恵を受けて育まれる穀類、野菜、キノコ、魚、貝、海藻が主となる和食。みそ、しょうゆ、酢といった発酵調味料、ワサビやショウガなどの薬味、かつお節や昆布のうま味を大切にし、ご先祖様や神々への敬意を込めて「いただきます」「ごちそうさま」の感謝の言葉を口にする。ほっと一息、緑茶を飲む習慣とともに受け継がれてきた健康栄養食かつ伝統的食文化のおもてなしの心は、人と人を温かく結び、食べる喜びや生きる力も培っています。

 免疫の要、良質なタンパク質を含むそばは、ウイルスと戦うT細胞を活性化し、生命維持に極めて重要な役割を持つ亜鉛が豊富。成分のセレンは、免疫力増強に必須のビタミンD(シラス)と、それを補完するマグネシウム(ワカメ、すりごま)を細胞内につなぎ留めるサポート役。関節の柔軟性と保水に関わるマンガン、持久力アップに必要な非ヘム鉄など多くのミネラルも含み、水溶性成分が溶け出すそば湯でも栄養補給できるスーパーフードです。

 レモンの香り成分リモネンにはリフレッシュ作用を期待。ビタミンCやクエン酸はミネラルの吸収を高める大切な役割があります。

 

【材料】(2人分)

 十割そば200グラム▽納豆(ひき割りか小粒)2パック▽ニンジン、ブロッコリー、トマト、マイタケ、生ワカメ、シラス各50グラム▽ニンニク、ショウガ各1片▽長ネギ(青い部分と白い部分の混合)5センチ程度▽アーモンドなどナッツ類大さじ2程度▽塩、ごま油適量▽合わせダレ(水2カップ、しょうゆ、レモンの搾り汁、ごま油各大さじ2)

 

 【作り方】

 ①ニンジン、ブロッコリー、マイタケ、ニンニク、ショウガは全てみじん切りにする。ごま油をひき、温めたフライパンに入れてさっと塩をふり、野菜が軟らかくなるまで炒めて火を止める。

 ②そばは熱湯でゆでて水で洗い、ザルにあげる。そば湯もとっておく。

 ③①の粗熱がとれたら納豆(タレやからしも入れる)、シラス、細かく刻んだ生ワカメ、トマト、長ネギ、ナッツ類を入れてざっくり混ぜる。器に盛り付けたそばの上にのせて、仕上げに合わせダレをまわしかける。

 

【ハーフタイム】

 アスリートの夫が大けがを繰り返した15年以上前から、食事同様、夫婦で徹底して取り組んできたことの一つが「いかなるときも前向きな言葉と思考を選択する」。何とか負の連鎖を食い止めたいと無我夢中で模索し、脳のメカニズムを学んだことがきっかけでした。

 扁桃(へんとう)核は感情に刺激が与えられると「快」「不快」をジャッジする器官。その判断によって神経伝達物質が放出され、喜怒哀楽が湧き起こります。言葉が脳幹を刺激し、ホルモン分泌や筋肉の動きに影響を与えることが分かった上に、信じることで改善効果が表れるプラシーボ反応の存在こそ「治癒」の鍵を握っていると確信しています。

 ぶれのない信念と絶対的な信頼関係。脳がマイナスに働いてしまったときは迅速に切り替えを行う。日常的に使用する言葉の全てをプラスに置き換える訓練を重ねたことが今につながっています。

 

【やませ・りえこ】

 アスリートのための「アス飯」を考案する料理研究家。夫は愛媛FCの山瀬功治さん。松山市在住。

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