ログイン
Myページ
Myページ

愛媛新聞ONLINE

2020
75日()

ログイン
Myページ
愛顔会員Myページ
MENU

スポーツマスターズ愛媛大会中止

県内中高年選手 落胆と理解 地元で優勝したかった/次を楽しみに練習励む

2020年5月30日(土)(愛媛新聞)

日本スポーツマスターズ愛媛大会の中止を受けて、のぼり旗を撤去する県職員=29日午後、県庁

日本スポーツマスターズ愛媛大会の中止を受けて、のぼり旗を撤去する県職員=29日午後、県庁

 29日の日本スポーツマスターズ愛媛大会の中止発表を受け、出場予定だった県内選手からは判断に理解を示す一方、落胆の声が上がった。

 昨年の岐阜大会に初出場し、ゴルフ男子個人で優勝した岡崎浩平さん(56)=宇和島市=は「地元開催でほかのメンバーともども気合が入っていた。中止は残念」と話した。

 「県代表としての真剣さの中にも、シニア大会ならではの和気あいあいとした雰囲気があった」と岡崎さん。地元園児から贈られた手作りメダルが印象に残っていると語り、交流機会の喪失を残念がった。

 同じく昨年、水泳女子2部100メートル自由形などで2冠を達成した柳瀬光沙さん(36)=西条市=は「今の社会状況を考えると仕方ない」とコメント。大会は健康ならいつでも参加できるとし「次の機会を楽しみに健康づくりに励みたい」と前を向いた。

 「秋までに新型コロナウイルスが何とか収束しないかと望みを持っていたが…」。空手の稲葉洋一さん(47)=砥部町=は声を沈ませた。普段は自宅道場で小学生を指導。「この大会はこれまで2位が最高。教え子の応援を受け、地元で初優勝を飾りたかった」と明かした。

 五輪に3度出場し、愛媛大会アンバサダーを務める佐伯美香さん(48)=松山市=は盛り上げも兼ね、選手としてバレーボールに出場予定だった。2012年高知大会以来の試合出場に向け練習していたといい、選手の落胆に共感した。

 過去の出場経験から大会について「年配層が同世代以上の活躍を見て『自分も』と刺激を受ける場だった」と魅力を説明。チャンスが失われたことを惜しみ、代替大会の充実を望んだ。

 

【宿泊施設は大きな打撃 選手ら8000人規模】

 選手ら約8千人の参加が予定されていた日本スポーツマスターズ愛媛大会。国体以来の大型イベントの中止決定に県内の宿泊関係者は悔しさをにじませた。

 道後温泉旅館協同組合の越智英幸事務局長は、同大会による道後地区の宿泊者数は「2千~3千人程度を見込んでいた」とし「影響は大きい」と声を落とす。

 25日に実施した書面による通常総会では、各種イベントの中止が相次ぐ中「全旅館で力を合わせ、9月のスポーツマスターズ愛媛大会を起爆剤にして道後を盛り上げていこう、と思いを一つにしたところだった」。

 緊急事態宣言が解除された現在も「団体客はほぼゼロ」。越智事務局長は「中止は想定していたが、観光地としては核となるイベントなどを機に勢いをつけたいところだったので残念だ」と話した。

    愛媛の情報なら、愛媛新聞のアプリ。

    欲しい情報をいつでもあなたにお届け!プッシュ通知機能も充実。