33年連続日本一の県産裸麦
収穫本格化 松前の麦畑
2020年6月7日(日)(愛媛新聞)
33年連続日本一の収穫量を誇る愛媛県産裸麦。県内三大産地の一つ松前町で5月中旬、生産者が黄金色に輝く裸麦の収穫に汗を流していた。
重信川河口の南側に広がる同町北川原地区の麦畑では、生産者がコンバインに乗り込み、手際よく穂を刈り取っていた。
生産者の大川泰範さんは5月13日から収穫を開始。雨の日を除き1週間から10日間ほどかけて収穫するという。
2019年の県産裸麦の収穫量は約7020トンで全国シェアの約35%を占める。松前町では町面積の10分の1以上で裸麦を栽培。みそやしょうゆなどの加工用として県内外に出荷している。