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工夫 距離保ち、心は近く

県内小中 本格再開1ヵ月 戻る笑顔、各校奮闘

2020年6月24日(水)(愛媛新聞)

マスクでクラスメートの顔を見られないという状況を楽しめるよう工夫する教員(右)=10日、松山市雄郡小

マスクでクラスメートの顔を見られないという状況を楽しめるよう工夫する教員(右)=10日、松山市雄郡小

机が動かせない理科室の机には、西日本災害で割れた校舎をふさぐのに使ったアクリル板を活用した=8日、大洲市肱川中

机が動かせない理科室の机には、西日本災害で割れた校舎をふさぐのに使ったアクリル板を活用した=8日、大洲市肱川中

感染防止のために確保する距離を「少しでも楽しく」伝えるペンギンの絵=8日、大洲市肱川中

感染防止のために確保する距離を「少しでも楽しく」伝えるペンギンの絵=8日、大洲市肱川中

 新型コロナウイルスの影響で長期休みとなった県内小中学校が本格再開して約1カ月。学校現場は新しい生活様式を取り入れようと模索する日々だ。物理的距離、ソーシャルディスタンス(社会的距離)を保ちながら、心の距離はどう縮めるのか―。各校のアプローチを追った。

 学校生活のほとんどの時間をマスク姿で過ごす子どもたち。松山市土橋町の雄郡小学校では、その状況を逆手に取るコミュニケーションを実践している。「先生と合体しているのは誰の口元でしょう」。教員がマスクとフェースシールドの上から、児童の顔の下半分の写真を付けて顔を上げると、教室が大いに沸いた。

 長い外出自粛で低下した体力を補うための工夫もしている。登校後、同校教員が制作したオリジナル動画を使っての体操の時間を設けている。5年担任の岡田志浦教諭は「学校再開後、周囲との距離感を測りかねて戸惑っている子もいた。自分も何かできることがあれば」と出演。身近な先生が登場する動画ということもあってか、児童たちに日増しに「笑顔が広がった」と感じる。

 「子どもたちは普段、じゃれ合ったり何げなく触れたりすることで安心感を得るが、ソーシャルディスタンスを取る中では安心感が伝わりづらい」。大洲市肱川町名荷谷の肱川中学校の森岡初美養護教諭は「実質的な距離は取りつつ、心の距離が離れないように保ちたい」と、自然に距離が取れるように廊下に約90センチの実寸大のブリやペンギンが2匹並ぶ絵を配した。「制約の中、少しでも楽しくしたい」との思いを込める。

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