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県内大雨 

松山・重文、渡部家住宅に被害 壁しっくい崩落

2020年7月11日(土)

壁の一部が剥がれた重要文化財・渡部家住宅=10日午後6時50分ごろ、松山市東方町

壁の一部が剥がれた重要文化財・渡部家住宅=10日午後6時50分ごろ、松山市東方町

 梅雨前線の影響で愛媛県内は10日も雨が続いた。県教育委員会は国重要文化財(重文)の渡部家住宅(松山市東方町)の壁やしっくいに崩落が見つかったと発表。松山地方気象台は、3日からの大雨で地盤が緩み土砂災害の危険度が高まっているとし、過去に災害が発生した場所や災害の可能性がある場所には近寄らないよう呼び掛けている。

 県教委文化財保護課によると、渡部家住宅は江戸―明治期の建築で、米倉のしっくいの壁1カ所約14.3平方メートルと、しっくいの土塀1カ所約6.8平方メートルが崩落した。住宅を所有する重要文化財渡部家住宅保護財団の渡部浩三理事長(70)の話では、近くに住む管理人が8日午前の見回りで被害を発見、9日に市職員が被害を確認した。

 渡部理事長は「しっくいは雨風に弱く、経年劣化もあり台風や大雨などのたびに崩れ落ちる。直しては崩れるの繰り返しで維持管理は大変」とし「どのように費用を負担するかという問題はあるが、ぜひ修復してきれいな屋敷を見てもらいたい」と話した。

 県災害警戒本部は10日、国史跡「松山城跡」で災害復旧工事中の古町口登山道で新たな土砂崩れがあったと発表した。10日午後3時現在、大洲市の4世帯18人に避難指示(緊急)が出ている。JR四国は、線路への土砂流入の影響で実施している松山―伊予大洲・八幡浜間でのバス代行輸送を当面実施すると発表した。予讃線では10日、下宇和―立間間の落石情報により、特急・普通列車6本が運休・部分運休した。

 気象台は10日午後3時52分、県内に大雨警報を出した。前線は11日夜にかけて四国付近に南下する見込みで、12日に雨は小康状態となるが、前線に近い南予では局地的に大雨となる恐れがある。「太平洋側の高気圧と、大陸側の高気圧や気団が競り合う構造が続き、梅雨前線が北上や南下を繰り返しながら勢力を保っている」と説明。夜に田畑を見に行くような行動をしないよう注意を促した。

 気象台によると、5日午後5時の降り始めから10日午後4時までの降水量は、西予市宇和433.5ミリ、伊予市中山363.5ミリ、松山354.5ミリ、大洲市長浜332.0ミリ。11日午後6時までに予想される24時間降水量は、多いところで東中予90ミリ、南予100ミリ。

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