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2020
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伊予市の施設に勤務

新型コロナ、松山の介護職員感染

2020年7月27日(月)

職員の新型コロナウイルス感染について説明する「森の園」の柳沢勘一郞施設長(中央)。右は武智邦典伊予市長=26日夕、伊予市役所

職員の新型コロナウイルス感染について説明する「森の園」の柳沢勘一郞施設長(中央)。右は武智邦典伊予市長=26日夕、伊予市役所

 

 

 県は26日、新たに松山市の40代の男性介護職員が新型コロナウイルスに感染したと発表した。県内で確認された感染者は計85人となった。県によると、男性は伊予市の高齢者施設に勤務し、濃厚接触者である入所者や職員、家族計21人を26日中に検査する。県庁で臨時会見した中村時広知事は感染経路の調査を進めると説明。施設のサービス継続に支援が必要な場合、県が整備する応援職員派遣ネットワーク「E―WEL(イーウェル)ネット」を運用する考えを示した。

 伊予市などによると、男性が勤務するのは伊予市森の高齢者総合福祉施設「森の園」のグループホーム(GH)。県によると、男性は17日に仕事から帰宅した後、37・3度の発熱があり、倦怠(けんたい)感も出たため、20日に医療機関を受診した。症状が続いたため、22~25日に別の医療機関も受診し、25日の検査で陽性が判明した。男性は18日以降は出勤しておらず、指定医療機関に入院した現在は無症状となっている。

 現在把握している濃厚接触者は、男性が担当していた入所者6人と接触があった職員12人、同居家族3人で症状がある人はいない。男性は発症前の2週間、県外を訪れていないほか、勤務中はマスクを着用していたという。

 武智邦典伊予市長と森の園の柳沢勘一郎施設長らが市役所で会見。施設内に二つあるGHは玄関を分け、職員は別々に出入りしていたという。GH職員は自宅待機とし、他部署からの応援で利用者に対応している。デイサービス、ショートステイ、訪問介護は26日から休止している。森の園にはほかに特別養護老人ホームやケアハウスがある。

 武智市長は市内の学校などについて「今後の検査結果を見て判断する」とした上で、「市民は不安があると思うが、冷静に受け止めて落ち着いて行動してほしい」と呼び掛けた。

 県は、社会福祉施設で感染者が発生した際に職員の人手不足が問題となったのを受け、施設間で応援職員を相互に派遣する「イーウェルネット」を6月下旬から整備。これまでに入所系は213法人、居宅サービスは147事業所が協力の手を挙げており、今後、施設の運営に支障が生じる場合、職員派遣を調整する。

 中村知事はこれまでの感染事例で会員制交流サイト(SNS)上の無責任な情報拡散などが見られる状況を改めて批判し、正しい理解を訴えた。

 23日に今治市で感染が確認された男性の濃厚接触者10人は25日の検査で陰性を確認した。濃厚接触者17人全員の陰性が判明したが、中村知事は「感染経路の特定には至っておらず、引き続き感染回避行動を続けてほしい」と呼び掛けた。

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