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愛・スポーツ(インタビュー)㉔

久米中学校野球部監督 冨岡 隼人さん

2020年9月8日(火)(愛媛新聞ONLINE)

 

―教師を目指したきっかけは?

 

自分がずっと学生の時に野球をしていて、その時にレギュラーを獲れたり、獲れなかったりということがあったが、顧問の先生にも関わっていただいて、自分も将来、教員となって野球部の監督になれれば良いなと考えていた。

 

野球を通して子供たちといろいろ関わったり、成長させることができればと思い、教員を目指すことになった。

 

 

 

砥部町出身の冨岡さん、砥部中学、松山中央高校時代は野球部に所属し、ひたむきに白球を追いかけた。

 

京都の龍谷大学へと進学し、野球を通して子どもたちを成長させたいと夢だった教師の道へ。

 

 

 

―指導するうえで大切にしていることは?

 

野球の技術を伸ばしてあげるのも、子どもたちが好きで野球をしているので大事にしようと思っているのだが、野球よりも、いずれ野球部を引退して、野球以外のスポーツと関わったりとか、野球を使わない職業に子どもたちが就職して働いていく時にも、自分に自信を持って生きていけるというか、人から大事にしてもらえるような子どもを育てたいなと思っている。

 

 

 

これまで椿中学校で2年間、久米中学校で5年間、監督を務めてきた冨岡さん。

 

 

 

―どうしても忘れられない試合がある―

 

新チームになってから結果も出続けていて、全国を目指すぞといっているようなチームで、市の地区予選で負けた試合があり、あの時、こうしておけば勝てていたのかなとか、もうちょっと早い時期からこういった練習をしておけば良かったのかなとか、もうちょっとチームに対してどういうアプローチをしたら、あの子達にとって違う結果が出たのかなとか、それがあるからどういった指導をすれば良いのか、この子にはこういった指導をした方が良いのではないかなど、いろいろと考えられるようにはなったと思う。

 

 

 

敗北を機に、選手それぞれに合った練習メニューを取り入れ、一球の大切さ、何より日々の練習を大事に取り組んできた。

 

―監督のやりがいは?

 

試合の時などに子どもたちが結果を出して、笑顔を見せてくれたりとか、試合に勝って笑顔を見せるその瞬間が、一番、野球部の顧問をしていて良かったなというところはあって、最後負けた試合の中にも、一生懸命やってきてなかなか活躍できなかった子がヒットを一本打ったとか、ずっと練習していたことが試合で出せて、子どもたちがニコっと笑う瞬間に、そこで目が合ったりすると、教えていて良かったなとか、この子たちが成長できて良かったなとか、それは感じる。

 

 

 

教え子の中には高校野球で活躍した選手も多く、冨岡さんの元にあいさつや進路報告に訪れるなど、厳しい試合で結ばれた絆はかけがえのない宝に。

 

 

 

―野球をやめたいと思ったことは?

 

自分自身が野球をやめたいなとか、野球の監督を、とかは一度もない。

 

 

 

―今年のチームは?

 

野球が好きな子が多くて、今年に限ったことではないが、すごく真面目な子や仲間思いの子がすごく多いので、その仲間のことを考える、思いやる気持ちをチームに生かして、皆で一点を取っていくとか、そういう風なチームになったら良いなとは思う。

 

 

 

―最後に夢を教えてください

 

野球部の子たちが決めた目標を一回もまだ達成させてあげたことができていないため、何とか今年の子らは、今は県大会ベスト4という目標を掲げているので、何とかそれを達成させてあげたいなと思っている。

 

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