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精神障がい者ら対象に創設

「円い町」文学賞 第1回に33点の応募

2020年9月19日(土)(愛媛新聞)

全国から寄せられた作品に目を通す鈴木代表

全国から寄せられた作品に目を通す鈴木代表

 愛媛県新居浜市のサークル「円い町」(鈴木寂静代表)が精神障がい者とその理解者を対象に創設した第1回「『円い町』文学賞」の募集が締め切られ、全国から予想を上回る33点の応募があった。主催者は「20点の応募があったら成功と思っていただけに大成功」と喜び、入選作品の選出と作品集の刊行を進めている。

 文学賞は小説・随筆と詩の2部門で、内容は絆に関するものなら自由。2019年6月から20年8月末まで募集し、東京都から鹿児島県までの29人から計33点が寄せられた。

 全作品のうち12点は県内、残る21点は県外からで、年齢も幅広く22~76歳だった。鈴木代表(本名・鈴木幸子)によると、地元のさまざまな人の助言や支援で、情報を全国発信できたことが県外からの応募につながったという。

 鈴木代表は県内の短大を卒業後、東京で小学校教諭をしていた。25歳の時に精神疾患を発症し、自身の精神障がいと向き合いながら小説や随筆、詩を書いてきた。40歳で新居浜市に帰郷してからも同人誌に参加するなどして執筆を続け、これまでに10冊の著書を自費出版した。

 鈴木代表が「精神障がい者のために何かできないか」という思いで立ち上げた「『円い町』文学賞」。今回の応募結果について、鈴木代表は「自ら声を上げたい、今の状況を変えたいという気持ちのある精神障がい者がこれだけ多くいることの表れ。精神障がい者が地域の中に自信を持って入っていけるきっかけになればうれしい」としている。

 サークルのほかのメンバー2人と作品を審査し、21年3月ごろに受賞者を発表する予定。

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