秋季四国高校野球・県大会
第2日 準々決勝【聖カタリナ 12-0 吉田】聖カタリナ12点大勝 吉田制球難 打撃も低調
2020年9月28日(月)(愛媛新聞)

【吉田―聖カタリナ学園】3回裏聖カタリナ学園1死満塁、足達が中越えの3点三塁打を放ち8―0とする=坊っちゃんスタジアム

【吉田―聖カタリナ学園】3回裏聖カタリナ学園1死満塁、足達が中越えの3点三塁打を放ち8―0とする=坊っちゃんスタジアム
【評】聖カタリナ学園が大技小技を駆使して大勝した。一、二回は犠打や重盗を絡め、1点ずつ挙げた。三回は1死満塁から足達が走者一掃の三塁打を放つなど一挙7得点し、勝負を決定付けた。守りも安定していた。
吉田は投手陣が制球に苦しんだ。特に三回は三好、山口が計6四死球を与えた。打線も単打3本に終わった。
◆直球に狙いを絞る◆
【聖カタリナ学園・足達三塁手】(三回に走者一掃の中越え三塁打)「2ストライクに追い込まれたが、直球に狙いを絞り、しっかりと打つことができた。ボール球が多かったが、甘い球をたたくとチームで意識していた」
◆準決も勝ち上がる◆
【聖カタリナ学園・高岡一塁手】(救援登板し1回⅓を無失点)「高めに浮く球が多かったが、腕がよく振れたことはよかった。次は低めに集められるようにしたい。準決勝も初回からがんがん打ち、勝ち上がる」
◆初回から押された◆
【吉田・清水捕手】(前日勝利の勢いを生かせず)「練習時から集中力が足りず、初回から押されてしまい、自分たちのペースに持ち込めなかった。集中力をつけながら、力強いバッティングができるように練習に励みたい」