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愛・スポーツ(インタビュー)㉕

勝山中学校 サッカー部監督 三好計彰さん

2020年10月6日(火)(愛媛新聞ONLINE)

 

―これまでのスポーツの経験は?

 

中学校時代は陸上部に所属していた。高校は3年間、吹奏楽部に所属。大学は4年間、バレーボール。

 

―それだけあって、サッカーには触れていなかった?

 

唯一です。不思議なことに。

 

 

 

大学卒業後、中島で講師として勤務した三好さん。単身オーストラリアへと渡り3年間の語学留学を経験した。27歳の時、川之江北中学校に英語教師として赴任。3年後に垣生中学校に異動してサッカー部の監督に。

 

 

 

三好さん:顧問になってからいろいろな本を読み、映像を見て、一生懸命、吸収していこうとしたが、サッカーがあまりにも難しいスポーツだったため、奥深いなと思いながら、早十余年といった感じ。

 

 

 

―指導する上で大事にしていることは?

 

自分自身がいろいろなスポーツをしてきて、それぞれのスポーツで必要なことはあると思う。で、「勝つ」ということを第一に置いてしまうと、どうしてもそこに届きにくい子達が苦しい、悔しい思いをしてしまうことになる。だから結果を残すというよりも、いかにその子がサッカーを通じて全力を出せるかということが、何より大切なこと。

 

 

 

―1番の挫折は?

 

挫折はほぼほぼ毎年していると思う。いつも思うことが、昔からだが、この子達の指導者が自分でなければもっと伸びていたのではないかとか、もっと違うものが手に入っていたのではないかとすごく思う時に、あー駄目だなと思いながらも、でもあきらめては駄目なので頑張るぞと自分を奮い立たすが、それを毎年繰り返している気がする。

 

 

 

―どんな時にやりがいを感じる?

 

やはり競技なので、自分たちがこうやるぞということが形となって、結果が残れば一番嬉しいことでもあるし、何より自分が一番やりがいを感じるのは、中学校の時、部活をしていた選手が引退、卒業をして、その時にサッカーをしていて良かったとか、卒業寂しいなと、またやる時には呼んでほしいと言われると嬉しい。

 

 

 

―やめたいと思う時は?

 

これはもう、いつもというのが正直で、どうしても自分が伝えたいことがうまく伝わらなかったりすると、選手ももやもやした状態で、お互いの雰囲気、関係も悪くなり、それでもやり続けなければならなくなり、いっそのことやめれば楽になるのかなと思いつつ、子供が諦めていないのに、我々が先に諦めたら駄目だろうと思いながら踏ん張る。常にそこで揺れ動いた状態で踏ん張っているような感じ。

 

今年は15名しかいないが、15名しかいない中でも、少ない中で何とかしてやろうと必死で頑張っている生徒もいるし、雰囲気を妙に盛り上げてくれるムードメーカーもいるし、11人でやるスポーツなので、人数が少なければ少ないほど、一人にかかる責任、役割は大きくなると思う。それを感じるという意味では環境としては悪くないかなとは思っている。一生懸命に頑張る子たちです。

 

 

 

―最後に夢を教えてください

 

教員という仕事なので、今後、どれだけサッカー部に携われるか、わからないのは正直な所だが、何部をもとうが、少なくともその競技を通して、こんなことが学べたなという生徒、選手が一人でも増えれば良いかなと思っている。

 

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