全国地域安全運動
小中高生らの通学路を一斉見守り 西予
2020年10月17日(土)(愛媛新聞)

宇和町小近くの交差点で登校する児童の安全を見守る西予署員(左)ら

宇和町小近くの交差点で登校する児童の安全を見守る西予署員(左)ら
子どもが登下校時に交通事故や犯罪の被害に遭わないようにと、西予署などはこのほど、西予市内にある小中高校や特別支援学校の全22校を対象に通学路の一斉見守り活動を実施した。
全国地域安全運動(20日まで)の一環で、署員や市内の青色パトロール隊、交通安全協会会員ら約60人が手分けし、12日朝に取り組んだ。
同市宇和町卯之町2丁目の宇和町小学校周辺では、国道56号の混雑を避けるため交通量が多くなる市道交差点に白バイが待機。通行車両に注意を促しながら、子どもたちが安全に横断できるよう気を配った。
署生活安全課によると市内では2020年に入り、登下校中の小中学生が関係する物損事故が2件あったほか、不審者の声掛け事案も4件発生。毛利光博課長は「6日に愛南町で小学生が交通事故の犠牲になっている。期間中は見守りとともに、特殊詐欺などの犯罪防止へ啓発活動も強化したい」と話していた。