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北斎オマージュなど42点

木版画家タイラコウさん作品展 浮世絵の美を現代風に表現 今治・大三島美術館

2020年11月12日(木)(愛媛新聞)

葛飾北斎の作品と刷り師の技法を現代アートとして表現するタイラコウさんの作品展

葛飾北斎の作品と刷り師の技法を現代アートとして表現するタイラコウさんの作品展

北斎のデザインは変えず、刷りで異なる風景に仕上げたタイラさんの作品

北斎のデザインは変えず、刷りで異なる風景に仕上げたタイラさんの作品

刷りや色使いで富士山の異なる表情を表現している

刷りや色使いで富士山の異なる表情を表現している

 浮世絵師葛飾北斎の作品と刷り師の技法を現代アートとして表現する木版画家タイラコウさんの作品展が、大三島美術館(今治市大三島町宮浦)で開かれている。北斎の代表作「富嶽三十六景」のオマージュ作品など42点で、江戸時代の木版画技法を伝えている。12月13日まで。

 

 江戸時代を中心に流行した浮世絵のうち「富嶽三十六景」などの多色刷り版画は「錦絵」と呼ばれる。錦絵は図案を描く「絵師」、木版を彫る「彫り師」、絵の具を調整して和紙に絵を刷る「刷り師」が分業で制作した。

 タイラさんは1960年生まれで岡山県在住。刷り師の技術に着目し、北斎のデザインはそのままに、刷りの違いで個性豊かな作品に仕上げている。

 会場は北斎の代表作「神奈川沖浪裏」と「凱風快晴」の2点を中心に展示。錦絵が完成する過程を並べた「北斎の経験」や、刷りによって季節・時間・天気が異なる風景に仕上げた作品を比べながら楽しめる。

 光の当たり方で色合いが異なる雲母刷りや濃淡の差を作る片ぼかしなど、技法も紹介。稲葉千容学芸員は「同じデザインでも色の違いや数、刷りの技術で違う作品になる。これからの浮世絵鑑賞が面白くなる展示」と話している。

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