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西日本豪雨被災から復旧

西予・野村の乙亥会館、待望の土俵開き 23日大相撲復活

2020年11月22日(日)(愛媛新聞)

西日本豪雨後に乙亥会館で初めて開かれる乙亥大相撲を前に行われた土俵開き=21日午後、西予市野村町野村

西日本豪雨後に乙亥会館で初めて開かれる乙亥大相撲を前に行われた土俵開き=21日午後、西予市野村町野村

 愛媛県西予市野村地域の恒例行事「第169回乙亥大相撲」(23日)を前に、会場となる同市野村町野村の乙亥会館で21日、土俵開きの祭事があり、関係者約40人が大会の無事と成功を願った。会館は2018年の西日本豪雨で被災し、復旧が完了して乙亥大相撲が開かれるのは初めて。新型コロナウイルス感染症拡大を考慮し、目玉イベント中止など規模を大幅縮小する。

 乙亥大相撲は市や市観光協会野村支部などの主催。江戸時代に大火があり、地元の愛宕神社で再発防止を願い相撲が奉納されたのが発祥で、戦時中も途切れず続いてきた。豪雨により会館が浸水、18、19年は仮設会場を使用していた。

 土俵開きでは呼び出しや太鼓とともに行司3人が登場。土俵を清め、中央に神酒と塩、穀物、海産物などを埋めた。愛宕神社から神を招く神事もあった。

 23日は市内の成人や高校生ら約90人が出場し、団体対抗戦や個人戦、勝ち抜き戦で競う。同支部は新型コロナ感染拡大を考慮し通常2日間の日程を短縮。大相撲力士やアマチュア有力選手の招待を見送ったほか、小中学生の取組や稚児土俵入りも実施しない。観客席を通常の半分の約750席とし、観客にマスク着用を求め熱のある人の入場を断る。館内での食事や飲酒、大きな声での応援は禁止。

 同支部の大野巌相撲部会長(67)は「やっと乙亥会館で開催できるのに規模縮小は残念だが、先人や先輩方が築いた歴史を絶やさず盛り上げたい。感染対策を徹底するので、来場者の皆さんも体調や行動への注意を心がけてほしい」と話していた。

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