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高校でクラスター

新型コロナ 県内14人感染確認 新規事例2件2人

2020年11月26日(木)(愛媛新聞)

 

 

 

 県は25日、新たに14人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。内訳は既存事例関係が12人、新規事例は2件2人で共に松山市。県内の感染確認は計265人となった。重症者は3人。聖カタリナ学園高校では新たに生徒4人の感染が確認され、クラスター(感染者集団)と認定し校名を公表、クラスターは現在五つとなった。県庁で臨時会見した中村時広知事は「この波を越えるには1週間が正念場。最大限の注意を払ってほしい」と県民に呼び掛けた。病床が逼迫(ひっぱく)する中予の医療態勢の負荷軽減へ、25日から東南予の指定医療機関で入院受け入れを始めたとした。

 県によると、同校では公表済みの感染者を含め、同じクラスの生徒6人が感染。生徒と接触はなかったが別に陽性が判明していた教職員1人らと合わせ関連の感染は計9人となった。

 クラスターが発生した高齢者施設関係では、陽性者との接触があった外部の1人の感染を確認。別の高齢者施設関係者で、施設の従業員や利用者を検査する。

 クラスターが発生した施設名は同意がないとして公表していないが、中村知事は感染拡大抑止に向けた公表の必要性に言及。指導監督権限を持つ松山市が施設とよく協議して判断するよう求め、市長判断での公表も選択肢として示した。

 一方、同市の野志克仁市長は、国の基本方針では感染者に接触した可能性のある人を把握できない場合、関係者の同意なく施設名を公表できるが、今事例は「把握できており、利用者家族も公表を望んでない」と説明し、現段階での非公表に理解を求めた。

 県は同施設に応援職員を派遣するため人員が減るグループ内の事業所に対し、県内福祉施設の連携で整備した「E-WEL(イーウェル)ネット」を活用し、他施設から職員を派遣すべく調整している。

 県によると、クラスター関連で新たに判明した感染者はほかに、スナック「会員制 真野」は関係者2人で累計27人▽「ラウンジ おおた」は利用者2人と関係者2人で累計22人▽松山市雄新中学校は関係者1人で累計17人。

 新規事例は同市の20代の学校関係者の男性と40代の自営業の男性で、発症前2週間に県外滞在歴はない。学校関係者の所属校は臨時休校し現在、校外の濃厚接触者3人を確認している。

 感染確認に伴う25日の臨時休校は中予の公・私立計7校。県教育委員会は、児童生徒の校外での感染予防徹底へ県立校や市町教委に巡回指導強化を求めた。

 中村知事は、観光支援事業「Go To トラベル」や飲食業界支援策「Go To イート」に関し、現時点で県民に利用を控える要請はしないとしつつ、国に「全体で考えるのか地域で考えるのか議論が見えない。しっかり結論を出してほしい」と注文した。

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