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高齢者施設で新たに確認

県内クラスター連鎖 新規感染は18人

2020年11月27日(金)(愛媛新聞)

 

 

 

 県は26日、新たに18人が新型コロナウイルスに感染し、県内での感染確認は計283人となったと発表した。重症者は3人。新たな感染のうち既存事例関係は14人で、クラスター(感染者集団)が発生していた高齢者施設の利用者がサービスを受けていた別の高齢者施設で、利用者と職員計10人の感染が確認された。県内でクラスターが連鎖して発生したのは初めて。

 県庁で臨時会見した中村時広知事は、高齢者が複数施設のサービスを利用するのは一般的とし、クラスターの連鎖を踏まえて施設利用者が他施設でどのようなサービスを利用しているか把握するよう事業者に求めた。高齢者は重症化リスクが高く、施設内での感染を広げないため、発熱者などが出た場合は早期に嘱託医らに相談するよう促した。

 新たにクラスターが判明したのは松山市若草町の事業所「ツクイ・サンフォレスト松山」。先にクラスターが確認された高齢者施設(施設名非公表)で陽性となった利用者1人がツクイのデイサービスを利用しており、23日に感染者発生を自主的に公表していた。

 この利用者の濃厚接触者とされたツクイの別の利用者1人の感染が24日に判明。これを受け県と市が施設関係者118人を検査し、利用者9人と職員1人の陽性が分かった。ツクイは29日までデイサービスを休業し、事業所内の消毒や経過観察を行うとした。

 他のクラスターに関連する新たな感染者は、スナック「会員制 真野」が関係者1人で累計28人▽「ラウンジ おおた」が関係者1人で累計23人▽松山市雄新中学校が生徒1人と関係者1人で累計19人。聖カタリナ学園高校は、感染者と接触があった校内外の13人を検査し全て陰性だった。

 新規事例は同市の50代の自営業の男性と、居住地や年代、職業が全て非公表の2人の計3事例3人。非公表の1人は発症前2週間に県外滞在歴があった。

 同市の公立学校関係者1人の陽性も確認したが、調査中として詳細はまだ公表していない。26日の休校は同校を含む中予の公・私立計6校となった。

 中村知事は、六つのクラスターの感染者は25日までで計108人となり、11月の県内の感染者数の約65%を占めると説明。「市中感染とクラスターは別で、ほとんどのケースで囲い込みが進んでいる。乗り越えるためにはこの1週間がヤマ場」と強調し、一人一人の感染回避行動の徹底を重ねて訴えた。

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