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療養、ホテルと合意

新型コロナ 県内新たに13人感染

2020年11月28日(土)(愛媛新聞)

医療態勢の負荷軽減に向け、就業していない看護師や准看護師への協力を呼び掛ける中村時広知事=27日午後、県庁

医療態勢の負荷軽減に向け、就業していない看護師や准看護師への協力を呼び掛ける中村時広知事=27日午後、県庁

 

 

 

 県は27日、新たに13人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。県内の感染確認は計296人となった。重症者は3人。新たな感染者のうち既存事例の関係が9人、新規事例は4人で住所地は松山市や非公表。県庁で臨時会見した中村時広知事は、逼迫(ひっぱく)する医療態勢の負荷軽減へ、新たな宿泊療養施設として「ホテルたいよう農園 古三津」(松山市古三津3丁目)から1棟62室を借り上げる基本合意を結んだと明らかにした。

 同ホテルでは12月から受け入れ態勢を整備する。中村知事は宿泊療養施設の運用や医療現場支援のため、就業していない看護師や准看護師に協力を求めた。県看護協会が窓口となる。

 クラスター(感染者集団)が発生した同市内のスナック2店舗関連で新たな感染確認はなく、中村知事は「現時点で把握した人は全て検査を完了しており、囲い込みは最終段階」と説明した。念のため該当期間の来店者は保健所へ連絡するよう呼び掛けている。

 既存事例の新たな感染者のうち1人はクラスターが発生した松山市雄新中学校の生徒で、23日に陰性だったが発熱し、感染が確認された。26日に感染者として県が発表した市内の公立校関係者1人も雄新中関係と説明。所属は別の公立校で、学校関係者を含む濃厚接触者26人を検査する。同校を含め27日に臨時休校したのは中予の公私立計4校。

 クラスターが発生した松山市の高齢者施設(施設名非公表)では、陰性確認後に発熱などがあった利用者12人を再検査、4人の感染が判明した。中村知事は広範な囲い込みによる対策の重要性に触れ、施設への指導監督権限を持つ市に、市長権限による施設名公表などの検討を改めて求めた。

 市内の高齢者施設「ツクイ・サンフォレスト松山」では利用者1人と関係者2人の感染が判明。施設内の関係者は職員1人を除き、全ての検査を終えた。

 26日に属性を全て非公表として発表した感染者と共に県外に滞在歴があった1人(属性非公表)の感染も確認された。

 新規事例は松山市の70代男性と20代の無職女性、同市の1人、属性非公表の1人の計4人。

 中村知事は全国的な感染拡大を受け「どこでも誰でも感染する可能性があるという前提で過ごすことが大事」と強調。感染回避行動の徹底を重ねて訴えた。

 広島市は27日、50代の愛媛県在住者の感染確認を発表。22日に発症し、25日に同市の病院に入院した。

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