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Sクライミング

楢崎智や野口ら西条で合宿 五輪にらみ調整

2020年11月29日(日)(愛媛新聞)

リードの壁を登る野中生萌=28日、石鎚クライミングパークSAIJO

リードの壁を登る野中生萌=28日、石鎚クライミングパークSAIJO

 スポーツクライミング東京五輪代表の最終選考となる複合ジャパンカップ(JC)が12月26、27両日に開催されるのを前に、強化選手ら9人が28日、会場の石鎚クライミングパークSAIJO(西条市)で調整合宿を実施した。新型コロナウイルスの影響で複合種目の大会が途絶えていることから、試合勘を取り戻そうと実戦形式の練習に取り組んだ。

 合宿は30日までで、既に代表に決まっている男子の楢崎智亜、女子の野口啓代(ともにTEAM au)のほか、男子の原田海(日新火災)や女子の野中生萌(XFLAG)らが参加した。

 練習では大会同様、1日かけてスピード、ボルダリング、リードの順に競技。野口は「待ち時間が増え、アップの仕方が単種目の大会とは変わってくるので、いい練習機会になった」と受け止めた。代表の座を既に得ているが「今の仕上がりを発揮し優勝を狙う。五輪につながるクライミングにしたい」と意気込んだ。

 楢崎智は自粛期間中のトレーニングの効果で体力がついたとして「3種目終わっても疲れなかった」と自信を深めていた。

 代表選考では、男女2枠目の選出方法を巡って日本山岳・スポーツクライミング協会が国際連盟と対立し、スポーツ仲裁裁判所(CAS)で係争中。日本協会は国内大会で決めると主張し、国際連盟は昨年8月の世界選手権で楢崎智、野口に続き日本勢2番手だった原田と野中に決まっているとの認識を示している。

 野中は「メンタル的にはずっといい状況ではない。これほど重要なことが決まらず、選手のことを考えていない」と不満を吐露。一方で来月の複合JCに向け「(係争中のため)不確かなところがあり、気持ちが入らない部分がある」としつつも「誰もが注目する大会になる。悔いのないようにしたい」と気を引き締めていた。

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