国際テニス連盟(ITF)公認の国際ジュニア
「可能性広げる契機に」 大会ゼネラルプロデューサー伊達公子さん狙い語る
2020年12月2日(水)(愛媛新聞)

大会の意義を語る伊達公子さん=1日、県総合運動公園

大会の意義を語る伊達公子さん=1日、県総合運動公園
【「愛媛に縁 施設も十分」 伊達公子さん】
女子テニス元世界ランキング4位で、国際テニス連盟(ITF)公認のリポビタン国際ジュニア大会のゼネラルプロデューサーとして来県した伊達公子さんが1日、「ジュニア選手が可能性を広げるきっかけになればいい」と大会の狙いを語った。
報道陣との一問一答は次の通り。
―大会創設の経緯は。
(主催する)ヨネックスと昨年、育成プロジェクトを立ち上げ、ジュニア選手の出場できる大会が少ないという現実にぶち当たった。プロジェクトは四大大会ジュニア出場を掲げている。意識を高く持ち、ポイントを重ねることで世界が近づくということをかみしめ、戦ってほしい。
―愛媛で開催。
私の初めての国際大会優勝が松山だったり、高校時代に宇和島で合宿したりなどと縁がある。ハードコートに加え、新たにインドアコートもでき、面数も十分にある。ジュニアの国際大会にふさわしく、松山で開催できると思った。
―予選の戦いを目にして。
緊迫感がどのコートからも感じられた。練習にもちろん意味があるが、試合の緊張感は試合でしか味わえない。そのなかで勝ち抜くことは、この先ステージを上げていくために必要な時間。たくさん経験してほしい。