J2 16年目のシーズン
愛媛FC 必勝を祈願 松山 監督「最低でも降格回避」
2021年1月14日(木)(愛媛新聞)

今季開幕を控え必勝祈願に向かう愛媛FCの和泉茂徳監督(中央)ら=13日、松山市神田町

今季開幕を控え必勝祈願に向かう愛媛FCの和泉茂徳監督(中央)ら=13日、松山市神田町
J2で16年目のシーズンを迎える愛媛FCは13日、松山市神田町の三津厳島神社で恒例の必勝祈願を行った。今季から指揮を執る和泉茂徳監督は「降格だけは絶対に避けないといけないのが最低限の目標。今後に弾みをつけられるシーズンにしたい」と決意を新たにした。
愛媛FCは昨季、22チーム中21位に終わった。巻き返しに向け気持ちを高めた和泉監督は「積み上げたことを大切にしながら、結果を出せるよう成長していく」と強調。DF前野貴徳は「下馬評は低いだろうが、どのチームもゼロからのスタート。スタートダッシュできるよう準備したい」と意気込んだ。
三津厳島神社は江戸時代、歴代の松山藩主が参勤交代の前に武運長久を願ったことで知られ、愛媛FCは毎年参拝している。今年は新型コロナウイルスの影響で参拝を5人にとどめ、村上忠社長がリーグ公式球を奉納。一行は真剣な表情で躍進を誓った。
愛媛FCは14日に新チームとして始動し、21日に新体制を発表。2月28日に東京・味の素スタジアムで東京Vと開幕戦を戦う。