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柔道・高校選手権県大会

新田勢堂々 8階級制覇

2021年1月24日(日)(愛媛新聞)

 柔道の全国高校選手権県大会第1日は23日、県武道館で男女の個人戦が行われ、新田勢が男女各5階級のうち計8階級を制した。

 

 男子の新田勢は、60キロ級の田中心が連覇を達成。66キロ級は越知世成、73キロ級は山本源也が制した。無差別級は宇和島東勢同士の決勝となり、熊坂尉が頂点に立った。女子は48キロ級の秋田裕希乃、52キロ級の久岡萌生、57キロ級の升沢凜、63キロ級の松村芽衣の新田勢が4階級を制覇した。

 

 24日は男女団体戦を無観客で実施する。個人戦の各階級の優勝者は3月19、20日に日本武道館(東京)で行われる全国大会に出場する。

 

 

 

【男子81キロ級決勝】延長4分9秒、足技を決め勝利した新田・久保圭介(左)=県武道館

【男子81キロ級決勝】延長4分9秒、足技を決め勝利した新田・久保圭介(左)=県武道館

【男子81キロ級決勝】延長4分9秒、足技を決め勝利した新田・久保圭介(左)=県武道館

【男子81キロ級決勝】延長4分9秒、足技を決め勝利した新田・久保圭介(左)=県武道館

【男女個人戦 雪辱 延長戦の激闘制す 男子81キロ級 久保(新田)】

 

男子81キロ級決勝は、どちらかがポイントを取るまで続く延長戦に突入し実に4分を超えた。激しい技の応酬で自然と熱気を帯びた会場。新田の仲間からの声援を背に、久保圭介は「担ぎ技は腕がきつかった。相手の技の戻り際に足を掛けようと狙った」。相手を足技で崩し体を浴びせたところで、主審の右腕が上がった。

 

 同じ2年生で決勝の相手、岡本悠冶(津島)とは、1年時に負けて以来2度目の対戦。相手の得意技の内股は警戒していたものの、鋭い技に体は何度も宙に浮いた。だが、腰をひねってバランスを取ってかわし、粘り勝ち。「声援のおかげで最後まで心が折れずにやれた」と汗を拭った。

 

 神奈川県平塚市の金目中から成長を期して新田に進学し、寮生活を送る。技を仕掛けるときのスピードが課題で、日々の練習の中で改善に取り組んできた。「決勝でも、下がってしまった場面はあったけど、指導を取られず戦えたのは練習の成果だと思う」と久保。自身初の個人戦での全国大会出場を愛媛の地でつかんだ。

 

 全国大会での目標は上位入賞。「まだ大会まで時間はある。技の切れや崩しをもっと良くしたい」とさらなる成長を見据えていた。

 

 

 

【女子無差別級決勝】押さえ込みに入る今治明徳・菅原知紗(上)=県武道館

【女子無差別級決勝】押さえ込みに入る今治明徳・菅原知紗(上)=県武道館

【女子無差別級決勝】押さえ込みに入る今治明徳・菅原知紗(上)=県武道館

【女子無差別級決勝】押さえ込みに入る今治明徳・菅原知紗(上)=県武道館

【1年生 貫禄の全国切符 女子無差別級 菅原(今治明徳)】

 

 女子無差別級は、1年生ながら貫禄たっぷりの柔道で菅原知紗(今治明徳)が制し、70キロ級に出場した県新人大会に続く県チャンピオンの座に輝いた。「目指しているところは全国大会。県大会でつまずくわけにはいかなかった」と胸を張る一方、「高校生になって全国が懸かった大会は初めてだったので緊張した」と初々しい笑顔も見せた。

 

 決勝は、通常の体重区分では自身より1階級重い選手と対戦。「落ち着いて相手の出方を見ることを心掛けた」との言葉通り、そつのない組み手と積極的な担ぎ技を武器に、終始菅原のペースで試合を展開した。開始約1分半、背負い投げで腹ばいにした相手の腕をすくって返し、押さえ込みで一本勝ち。派手さはないが、危なげない勝ち方が光った。

 

 松前柔道会で柔道を始め、松山西中では全国中学校体育大会に出場。「日本一を目指しているチームで、(笠井)先生の人柄にも引かれた」と近年柔道部強化に力を入れる今治明徳に進学、寮生活をしながら練習に励む。

 

 まずは全国切符を手にしてほっとした様子の菅原だったが、「全国で勝てる選手になる。負けそうになると自分の柔道を見失うので、そういう課題を克服したい」とすぐに気を引き締め、大舞台での飛躍を誓った。

 

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