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山瀬理恵子の行ってこ~わい 愛媛食材で愛あるアス飯

⑲栄養の玉手箱 愛南産カキ炒め(愛南町)

2021年2月10日(水)(愛媛新聞)

 

 

 

【寒波直撃 大雪の中、愛南町へ】

 

 愛媛県最南端の愛南町。お目当ては、料理研究家の山瀬理恵子さんが「世界で一番好き」という好物の「カキ」。来訪を心待ちにしていた、ロケ日の1月8日、よりによって寒波の影響で南予は大雪。高速道路は宇和島南IC以南が通行止めになり、途中でタイヤにチェーンを付け走行。無事に到着できるか不安を抱えながらのスタートとなった。

 

 

 

 

 訪れたのは御荘湾に面した場所でカキの養殖や遊漁船業、民宿経営などを手掛けている上甲商会(愛南町御荘平山)。代表の上甲仁さん(47)が出迎えてくれた。早速、いかだを見学。海中にかごをつるして3、4カ月生育させる。洗浄、選別、滅菌処理を施し、主に関東圏に出荷している。

 

 

 

 上甲さんは7年ほど前に店を引き継いだ。勉強のため全国のカキ産地に赴いた際、滅菌処理の重要性を知った。検査機関で水質検査などを行い、養殖環境を「見える化」した。全国でノロウイルスが流行した際、風評被害に産地が苦しんだ時期があり「お客さんに安全に食べてもらうことが僕らの使命」との信念を貫いている。

 

 

 

【栄養豊富な漁場 ゆりかごの中で育ったカキ】

 

 御荘湾で育った「愛南かき」のおいしさの秘密を愛南漁協御荘支所次長の久徳武史さん(45)が解説。御荘湾には川の水が流入しており、栄養豊富なプランクトンが一緒に流れてくる。海水が出入りする場所が狭くプランクトンが漂う環境はカキに最適の漁場という。潮の流れが穏やかでゆっくり成長することから「ゆりかごの中で大切に育てられたカキです」と胸を張る。その言葉に山瀬さんも感銘を受けたようだ。

 

 

 

 

 養殖を学んだら次は味を確かめたい、と御荘湾の真横にあるカキ小屋へ。客が炭火で焼くスタイルの店だ。網の上に殻付きのままカキを並べ、ふたをして3、4分。身がはじけそうなほどぷりぷりの焼きガキが出来上がった。そのまま食べた山瀬さんは「濃厚で何百個でもいける」とハイテンション。2個目はレモンをかけて。「クエン酸と合わせるとカキに含まれる亜鉛の吸収率が上がりビタミンCも取れる。理にかなった食べ方です」と料理研究家としての仕事も忘れない。

 

 店を切り盛りする妻の里美さん(50)は「愛南はカキが有名なのに食べるところがない、というところからカキ小屋を始めた。松山や高知から2、3時間かけて食べに来てくれる」と笑顔。他にもアオサ入りのカキ汁やカキご飯などカキ尽くしの豪華料理を堪能した。

 

 

 

 

 

【栄養、うま味の玉手箱】

 

 カキは、圧倒的に豊富な亜鉛が含まれていることが特長。亜鉛は汗から流れ出るためアスリートも不足しやすく、亜鉛不足は味覚障害の一因にもなるという。山瀬さんはカキと旬の野菜を使った新しい料理を提案した。

 

 今回は亜鉛が豊富なチーズやカシューナッツを組み合わせた。亜鉛はクエン酸や動物性タンパク質と一緒に摂取すると吸収率が高まるため、トマトやチーズと合わせることで相乗効果につながる。シイタケにはビタミンD2が含まれ、亜鉛と合わせると体の免疫機能向上に効果的。シイタケやトマト、ブロッコリーにはうまみ成分が豊富で味に深みが出る。ココナツオイルは中鎖脂肪酸を含み、すぐにエネルギーになる「アスリートに王道」の食材。免疫や抗酸化作用を上げる作用も期待できる。

 

 試食では塩気やナッツの歯ごたえが大好評。カキのうま味と栄養価の高さを生かし、免疫力アップが重要な時期に心強い料理になった。

 

 

 

【カキ小屋営業中 カキの通販も】

 

 上甲商会では3月末までカキ小屋を営業中。とれたてのカキの炭火焼きやカキ汁などが楽しめる。カキの通信販売も受け付け中。

 

詳細は上甲商会ホームページhttp://ehime-kaki.com/

 

 

 

【殻付きカキ2キロ詰め合わせを5人にプレゼント】

 

 

 動画を観てクイズに答えよう!正解者の中から抽選で5人に上甲商会の「殻付きカキ2キロ詰め合わせ」をプレゼント!ご応募をお待ちしています。

 

※応募は終了しました。たくさんのご応募ありがとうございました。

 

 

 

 次は今治市へ行ってこ~わい!

 

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