長浜の分校化や、小田・三瓶分校の募集停止懸念
県立高入試 志願倍率(変更前)最低0.84倍
2021年2月26日(金)(愛媛新聞)
県教育委員会は25日、2021年度県立高校入学志願者数(変更前)を発表した。全日制は推薦の合格内定者を含め7678人(前年度同期比388人減)で、総定員9145人に対する倍率が過去最低の0・84倍(0・04ポイント減)となった。志願変更は26日~3月4日に受け付ける。
学科別で最も倍率が高いのは松山工業情報電子で1・35倍。最も低いのは宇和島水産海洋技術で0・23倍だった。
21年度の入学者数によって分校化や募集停止が決まる学校はないが、20年度に続き長浜や内子高小田分校、宇和高三瓶分校が再編整備計画の分校化(入学生40人以下)や募集停止基準(30人以下)を下回っている。22年度までに必要な入学者数を確保できなければ23年4月に分校化や募集停止となる。
一般入試は3月11、12の両日で合格発表は18日。新型コロナウイルスに感染するなどして受験できなかった場合は24日(予備日25日)に追試を行い、実施校は合格発表を26日に変更する。
総定員440人の定時制は64人(20人減)が志願し倍率は0・15倍。

