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春季四国高校野球・県大会

第3日 準決勝【松山商 2-7 新田】新田、3回に逆転 松山商、中盤以降 加点できず

2021年4月2日(金)(愛媛新聞)

【松山商―新田】3回裏新田2死一塁、中村凌が左中間に適時二塁打を放ち、3―2と勝ち越す=坊っちゃんスタジアム(撮影・渡部竜太郎)

【松山商―新田】3回裏新田2死一塁、中村凌が左中間に適時二塁打を放ち、3―2と勝ち越す=坊っちゃんスタジアム(撮影・渡部竜太郎)

 【評】新田の投打ががっちりとかみ合った。1点を追う三回、先頭長谷川の単打を足場に2死から古和田、中村凌、高木の3連打と乗松の二塁打で4点を奪って逆転に成功。六回は長谷川の適時打、八回は近平の犠飛で加点し、じわじわと引き離した。エース古和田は9奪三振で2失点完投した。

 

 松山商は三回、日野裕の二塁打と亀井の左前打で逆転したが、中盤以降は加点できず。九回無死満塁で3者連続三振して力尽きた。

 

 

 

◆仕切り直したい◆

 

 【松山商・平岡主将】(敗戦を振り返り)「押され気味の雰囲気を打開できなかった。ベスト4に残れたのはいい経験となったが、夏が全て。仕切り直したい。3年生が自覚を持ち、チームを引っ張っていく」

 

 

 

◆夏はリベンジする◆

 

 【松山商・亀井一塁手】(三回に逆転タイムリー)「1打席目は気弱なバッティングで向かっていく姿勢を出せなかったので、気持ちで持っていった。ただ1打席目が悪い流れをつくってしまった。夏は絶対にリベンジする」

 

 

 

【新田・古和田、投打に存在感】

 

 「古和田だけじゃない」―。新田の4番でエースの主将・古和田をバックが攻守でもり立てた1勝は大きな収穫があった。

 

 初回から古和田が大車輪の活躍。130キロ台中盤から後半の直球で2者連続三振と上々の立ち上がりを見せると、打っては適時打で1点を先取。1―2と逆転された三回は、2死から一、二塁間を抜く技ありの同点打と存在感を放った。

 

 ここから打線が続いた。次打者の中村凌は「前の打席は三振だったのでやってやろうと思っていた」と、つなぐ意識で外角の直球をレフト方向に運び、二塁打で逆転。この回、打者一巡の猛攻で4点を奪った。

 

 流れを引き戻した直後の四回の守備も光った。先頭打者の強打を三塁・入山が「目立たなくてもできることをきっちりやる。目いっぱいジャンプしたら届いた」と好捕。遊撃・山内も強い当たりをさばくなど3人で松山商の攻撃を封じた。

 

 仲間の下支えを得た古和田は「相手打線はどんな球でも食らいついてきた。低めにコントロールしてバックを信じた」と充実した表情。昨年の秋季県大会で第1シードながら準々決勝でサヨナラ負けしたチームは、確かな成長の足跡を見せていた。(和田亮)

 

 

 

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