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肌感覚 実好礼忠監督

2021年4月29日(木)(愛媛新聞)

ピッチ上での肌感覚を重視するよう選手に伝え、チームづくりに取り組む実好監督=27日、愛フィールド梅津寺

ピッチ上での肌感覚を重視するよう選手に伝え、チームづくりに取り組む実好監督=27日、愛フィールド梅津寺

 実好監督への取材では「(選手に)肌感覚を大事にしてほしい」との言葉をよく耳にする。就任から3週間。前節(第10節)新潟戦では首位に力の差を見せつけられて敗れたが、チームは少しずつ強固になっている印象だ。

 

 新潟戦では前半12分に失点した直後、最前線の吉田真から「守備のやり方を変えてほしい」と中盤の陣形変更のリクエストがあったという。映像を見返すと、相手選手の位置を見て「トップ下を置いた方がいい」という声が入っていた。

 

 監督の決断は速かった。プレーが切れた15分、中盤の選手に向けて声を張り上げた。「拓夢、凌佑! ダブル(ボランチ)でいこう。繁、トップ下!」。トップ下に横谷を置き、川村と前田のダブルボランチに変更。ピッチ内での感覚を重視し、柔軟に対応した。

 

 第8節の大宮戦では、ハーフタイムで選手の意見を取り入れ、予定外のシステム変更に踏み切って今季初の無失点勝利を収めた。

 

 選手の判断を大事にするが、選手任せにするのではなく「一緒に、というイメージの方が強い」と話す。チームに規律と自由をバランスよく示す監督と、責任感を持って試合の流れを捉え、対応を促す選手。根底に互いへの信頼関係があることは、こちらも肌感覚で分かってきた。(石川美咲)

 

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