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テニス全日本選手権県予選

男子・楠原(伊予銀)が初優勝 ミス最小限、焦りなく

2021年5月9日(日)(愛媛新聞)

【男子決勝】安定したプレーで初優勝を飾った楠原悠介=県総合運動公園テニスコート

【男子決勝】安定したプレーで初優勝を飾った楠原悠介=県総合運動公園テニスコート

 テニスの全日本選手権西日本大会県予選兼国体県予選は7~9日、県総合運動公園テニスコートで男女シングルスのトーナメント戦を行った。男子は楠原悠介(伊予銀行)が初優勝し、女子は長谷川茉美(伊予銀行)が3大会連続5度目の頂点に立った。

 

 9日の決勝で楠原は弓立祐生(伊予銀行)に6―3、6―3で完勝した。

 

 優勝した2人は西日本大会(9月14日開幕・兵庫県三木市ブルボンビーンズドーム)の出場権を獲得。国体については、国内ランキングと今大会の成績を基に選出された男女各4人が最終予選会に臨み、男子上位2人が国体に出場する。女子上位2人は四国予選(7月31日、8月1日・徳島県)に進む。

 

【抜群の安定感で先輩に完勝/男子・楠原】

 

 「やっちゃったー」「(ボールが)浮いたー」。ミスをするたび、周囲に聞こえるほどの声を漏らした楠原。だが、表情に焦りの色はない。結局、言葉とは裏腹に安定した試合運びで優勝。「あえて口に出して自分に言い聞かせていた。死んだふりです」と手の内を明かした。

 

 伊予銀行の先輩・弓立との決勝は、立ち上がりでつまずいた。強風と硬さからファーストサーブを4連続で外し、第1ゲームをラブゲームで落とした。しかし同様にサーブで苦しむ弓立に対し、楠原はすぐさまブレークバック。その後はサーブも入り始め、第1セットを先取した。

 

 第2セットは、相手の力強いストロークから崩され、ゲームカウント1―3の展開に。それでも「苦しい場面でも粘り強く戦う」と冷静だった。

 

 オールラウンダーを自認するだけに、ドロップショットやリターンエースなどさまざまな攻めで第5ゲームを取ると、そのまま押し切った。終わってみればミスは最小限に抑え、ダブルフォールトはゼロだった。

 

 岡山市出身。岡山理大付属高と法大での活躍を経て入行した2年目。昨年は新型コロナウイルスの影響でほとんど試合がなく、実質ルーキーの23歳は「西日本大会でしっかりと優勝したい。国体も頑張りたい」と爽やかな笑顔で活躍を誓った。

 

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