夏の高校野球・愛媛大会
帝京第五高校野球部
2021年7月5日(月)(愛媛新聞)
【個々に能力 優勝争いも】
昨秋、春はともに南予地区予選で苦杯をなめたが、田中―山崎の長身バッテリーを中心に個々に能力はあり、優勝争いを演じる力を秘めている。
田中は189センチの本格派右腕。投手経験は2年に満たず、調子に波はあるものの、最速145キロの直球は威力十分だ。リードする190センチの山崎は強肩で盗塁阻止率が高い。130キロ台後半の直球と変化球の切れが武器の左腕の小嶋、制球力とマウンド度胸で勝負する右腕菊池にも完投能力があり、連戦に対応できる。
打線は切り込み役の小嶋、広角に打てて長打力のある小川がチャンスメーカー。4番山崎は好機での勝負強さが光る。不安を抱える守備のミスを減らしていきたい。
◆山崎太陽主将◆
合言葉は下克上。秋、春と悔しい思いをしたので、3年間の思いをぶつけて悔いのない大会にしたいです。
愛媛のスポーツマガジン「E-dge(エッジ)」7・8月号でも、各チームを特集しています。