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新聞づくり体験学習講座

内子町図書情報館(内子町)小中学生「新聞早わかりワークショップ」

2021年8月4日(水)(その他)

 

 

 

 

  内子町の内子町図書館で8月4日、町内の小中学生23人を対象にした「新聞出前講座」を実施しました。紙媒体の「新聞」への理解を深めてもらうための講座で、参加者は紙面構成、記事の書き方のほか、新聞を読んだり作ったりする楽しさを学びました。

 

 講座は小学生と中学生に分かれて実施。小学生は3校から4~6年生の13人が参加し、午前中90分コースで行いました。見出し、写真、記事がワンセットになっていることや専門用語のアタマ、カタ、ヘソなど記事の配置場所をクイズ形式で確認しました。次は内子町に関連した愛媛新聞の記事を教材にした記事の書き方の学習です。リード文を読んで5W1Hを抜き出し、リード文の重要性を理解しました。同時に重要なことから書く記事の逆三角形方式も学習しました。

 

 これからはグループ活動に移り、2~3人の班で記事を読み、紙面を作る活動に取り組みました。ジャンルの異なる記事6本を全員で読み、自分の一推し記事を選択。どんなところに興味や関心を持ったかを、1分間スピーチで披露しました。この後、編集会議でアタマ、カタ、ヘソの配置する記事を話し合って決めました。

 

 紙面作成では記事を張ったり、見出しを考えたりそれぞれ作業を分担。各記事に連動した題字や見出しをひねり出しながら協力して紙面作りを進めていきました。最後には力作をお披露目。「みんなの推し新聞」「生命を守りつなげよう!」「思いやり新聞」「地域のために力を合わせて」などの新聞が並びました。なかには選んだ記事の感想を入れたグループもありました。

 

 終了後のアンケートで「読み方や書き方を知って新聞に興味を持った」「リードを知ることができうれしかった」「協力して1つのものを作ったのが楽しかった」などとコメントしていました。

 

 中学生の講座は、新聞を身近に感じてもらうためのクイズでスタート。当日の新聞のオリンピックや新型コロナに関する記事の見出しを示し、どの面に載っているかを見つける速さを競いました。そのうえで、記事を読み、概要を発表しました。中学生は記事がジャンル別に紙面にまとめられていることや、リードに記事の概要が書かれていることを理解しました。

 

 記事を効率よく読むコツとしては、①見出しの大きさを見る②記事の位置をチェックする③リードを読む-よう勧めました。これを実践すれば、短時間で世の中の大きなニュースや流れが分かります。

 

 他のメディアに対して、圧倒的な情報量を誇る新聞の特徴についても解説。1867年の愛媛新聞創刊以来の紙面をデータ保存している記録性や、真偽について幾重ものチェックを通して情報が発信される信頼性、多面的なニュースを展開する詳報性など新聞のメリットに言及しました。

 

 次はワークショップです。2、3人ずつの班に分かれ、新型コロナ対策についての医療専門家のインタビュー記事を読み解くとともに、当日のコロナ関連記事と合わせてそれぞれ壁新聞づくりに取り組みました。まず、インタビュー記事で、自分の関心のあるところを抜き出し、その理由を述べ合いました。さらに、読み込んで専門家の最も言いたいことを短い文章にまとめました。続いて、新聞からコロナ関連記事を切り抜き、インタビュー記事とともに台紙に貼り付け、共通のテーマを探して題字や見出しをつけました。「コロナ状況新聞」と題字にとり、人の命も経済も守らなければならないとの思いを「この世の中に負けるな」との見出しに託した班もありました。

 

 この講座を通じ、中学生は新聞のおもしろさの一端を感じていました。

 

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