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Eのさかな

一嘗三嘆 真穴子

2021年9月27日(月)(その他)

マアナゴの体側の側線孔

マアナゴの体側の側線孔

魚市場で使っている棒秤と目盛(愛南漁協協力)

魚市場で使っている棒秤と目盛(愛南漁協協力)

マアナゴの体側の側線孔

マアナゴの体側の側線孔

魚市場で使っている棒秤と目盛(愛南漁協協力)

魚市場で使っている棒秤と目盛(愛南漁協協力)

「Eのさかな」は愛媛県の魚を中心に食・自然・観光などの文化を全国に紹介していきます。

 

 

 

【マアナゴの地方名】

 

 魚には、「標準和名」といって図鑑や論文などに使われる全国共通の名前と、特定の地域だけで通用している「地方名」があります。

 

 「マアナゴ」は標準和名で、東京を中心とする関東では、「ハカリメ」と地方名で呼ばれています。カタカナ表記では分かりにくいですが、漢字では「秤目」となります。今はあまり使うことがなくなった棒秤の目盛りに由来しています。マアナゴの特徴である体側の側線孔の白いスポット模様が棒秤の目盛りに似ていることが由来です。千葉県富津市では東京湾で獲れた煮アナゴを使った「ハカリメ丼」が名物料理となっています。

 

 「ハカリメ」のように地方名が魚と関係のない事柄に由来している場合はいいのですが、地方名に別の魚の名前が付くとややこしくなります。北海道や東北地方では「マアナゴ」のことを地方名で「ハモ」と呼びます。夏の京都や大阪では欠かすことのできない「ハモ(標準和名)」と同じ呼び名です。

 

 関西人が東北地方を旅行し、居酒屋を訪れメニューにある「ハモ」を注文すると、出された料理は「アナゴ」で目を丸くすることになるかもしれません。

 

 

 

「Eのさかな」は「さかな文化」を代表とする愛媛の食・暮らし・自然・文化などを取り上げ、分かりやすく情報を発信するフリーペーパーです

 

 

 

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