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西予市図書交流館

おすすめ本(10月)

2021年10月13日(水)

 

 

 

 

図書館には一般書のほか、児童書、絵本、紙芝居などさまざまな資料があります。 

多々ある魅力的な本の中から、毎回何冊かを取り上げご紹介します。 

 

新入荷図書(一般書) 

 

・「古典籍の世界を旅する お宝発掘の目利きの力」 

八木 正自:著 平凡社:発 

 

「開運!なんでも鑑定団」鑑定士による古典籍への招待です。 

古本、古書、古典籍の大まかな違いの説明から始まり、 

長年古書業界に携わるエピソードの数々が紹介されます。 

日本の古典籍は質量ともに相当豊かであるが、 

一般にも学界においても認識が低いそうです。 

誇るべき我が国固有の文化や歴史のおもしろさを再発見できる1冊です。 

 

・「定価のない本」 

門井 慶喜:著 東京創元社:発 

 

神保町の古書店が舞台のミステリーです。 

「定価のない本」とは古書のこと。 

 

・「100分de名著 100分de災害を考える 喪失と再生の果て」 

若松 英輔:著 NHK出版:発 

 

4冊の名著が紹介されています。 

・寺田寅彦『天災と日本人』ー「自然」とのつながり 

・柳田国男『先祖の話』ー「死者」とのつながり 

・セネカ『生の短さについて』ー「時」とのつながり 

・池田晶子『14歳からの哲学』ー「自己」とのつながり 

今を深く生き、「いのち」を愛しむとはどのようなことなのかを考える道標となる一冊です。 

 

・「存在しない女たち 男性優位の世界にひそむ見せかけのファクトを暴く」 

キャロライン・クリアド=ペレス:著 

神崎 朗子:訳 

河出書房新社:発 

 

日常に潜んでいる性差別を解き明かした本です。 

内容は膨大なデータに裏打ちされています。 

差別に対する認識の欠如は、差別の助長につながってしまいます。 

実際に差別が存在していることを認識し、 

解決や改善に向けて具体的な行動を起こすことが重要だ、 

と著者は説いています。 

 

・「nigger ニガー ディック・グレゴリー自伝」 

ディック・グレゴリー:著 現代書館:発 

 

著者は1932年生まれ、歯に衣着せぬ切り口で 

人種問題を前面に打ち出すコメディアンとして名を馳せました。 

黒人として白人観客の前で成功したコメディアンの一人として知られ、 

黒人の権利拡大を訴えた運動にも取り組みました。 

本書は、悲惨な状況が語られていながらも、 

トップ・コメディアンならではの語り口で、 

彼の勇気や愛が伝わってくる一冊です。 

 

新入荷図書(児童書) 

 

・「江戸のなぞなぞ なぞかけ昆虫館」 

ねづっち:著 理論社:発 

 

さまざまな昆虫を「お題」にした、楽しいなぞかけを紹介します。 

それぞれの昆虫の特徴や、なぞかけの作り方、昆虫なぞなぞも掲載あり。 

なぞかけの面白さを楽しみながら昆虫に詳しくなれます。 

気になる虫がいたら、図鑑や他の本でさらに調べてみよう。 

 

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