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地軸

情報を生かす

2022年1月23日(日)(愛媛新聞)

 未明の緊急地震速報に身を硬くした。程なくして揺れに見舞われ、県内7市町で震度4を観測したが、幸い目立った被害はなかったようだ。最大震度は大分と宮崎の5強。

 

 このところ、大きめの地震が相次ぐ。気象庁のデータベースで検索してみると、過去1年間に震度5弱以上は12回あり、うち5回が先月以降に集中している。さらに、1週間前にはトンガ沖の海底火山が噴火、広範囲に「津波」が押し寄せた。

 

 全国の指定避難所の3割が、浸水想定区域に立地する危うさが表面化するなど、課題を抱える地域は少なくない。きのうの地震は南海トラフ巨大地震の想定震源域で起きた。いま一度、足元を見つめ直さなければ。

 

 海外の地震で、震度が知りたいと感じたことはないだろうか。日本では通常、規模を示すマグニチュードしか報じられない。現地では震度が公表されるが、用いる基準が国や地域によって異なり混乱を招きかねないためだ。

 

 主流は米国などの「改正メルカリ震度階」。日本の10段階に対し12段階に区分される。例えば、2011年2月のニュージーランド地震は上から2番目の11。日本だと震度6強か7相当という。震度計ではなく体感や被害状況で判定するため、正確性や速報性にはやや難がある。

 

 震度をはじめとする詳細な情報が、日本ほど迅速かつ容易に得られる国はないと、改めて思う。どう生かすかは、受け取るわれわれの意識にかかっている。

 

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