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早坂暁さん 古里に面影探し 松山・北条出身 没後1年

「夢千代日記」など人々の心を打つ作品を作り続けた松山市北条地域出身の作家・脚本家早坂暁(本名・富田祥資)さんが亡くなってから、昨年12月で1年となった。「花へんろ」など自伝的作品も残し、古里を生涯愛し続けたことでも有名。渡船や橋など、さまざまな場所に作品の名が刻まれ、今なお市民に慕われ続ける。早坂さんが愛してやまなかった北条地域に、生前の面影を探した。
タイトルの「早坂暁」は早坂さん直筆です。

店の前で花へんろのポスターを手にする店主の富田正治郎さん(左)と忠司さん=2018年12月