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コロナ禍と県人棋士

松山市在住の将棋棋士、黒田尭之(たかゆき)四段(24)の快進撃が続いている。新型コロナウイルスの影響で公式戦ゼロが3カ月続いたが、自粛明けから13勝4敗と白星を大幅に伸ばしている。同じく松山市出身で女流棋士の山根ことみ女流二段(22)は8月、自身初の女流タイトル棋戦4強入りを果たした。経験のないコロナ禍に彼らは何を思い、どう向き合っているのか―。今期2人の戦いに迫る。

「将棋道場はチーム。みんなで競うから全体が底上げされる」と話す児島有一郎=9月上旬、松山市天山1丁目
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- 2020/10/6 山根ことみ女流二段<下> 戦法や仕事 幅広げる 「対局があるのは当たり前じゃない。コロナで痛感した」。東京を拠点に活動する山根ことみ(22)=松山市出身=にとって新型コロナウイルスは、そ……
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- 2020/10/5 山根ことみ女流二段<上> 初の4強で感じた差 松山市出身の山根ことみ(22)は今年、七大女流タイトル戦の一つ、第10期女流王座戦で自身初の4強にたどり着いた。 迎えた9月4日、準決勝の……