特集・連載は、読者会員用コンテンツです。
熊本の漱石

今から120年前の1896(明治29)年4月、夏目漱石は愛媛県尋常中学校(現松山東高)から第五高等学校(現熊本大)に転任した。松山時代は1年だが、熊本では4年3カ月暮らし、結婚や長女誕生など人生の節目を迎える。松山、熊本時代はともに英語教師であり、俳人でもあった。そして、それぞれの地での体験が「坊っちゃん」や「草枕」「二百十日」(いずれも1906年)を生み出す。熊本の漱石の姿を、松山時代と比べながら紹介する。
2021年
1月28日(木)
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今から120年前の1896(明治29)年4月、夏目漱石は愛媛県尋常中学校(現松山東高)から第五高等学校(現熊本大)に転任した。松山時代は1年だが、熊本では4年3カ月暮らし、結婚や長女誕生など人生の節目を迎える。松山、熊本時代はともに英語教師であり、俳人でもあった。そして、それぞれの地での体験が「坊っちゃん」や「草枕」「二百十日」(いずれも1906年)を生み出す。熊本の漱石の姿を、松山時代と比べながら紹介する。